トランプ氏の怒り

2019/12/11
 zakzak by 夕刊フジには、『米韓電話会談でトランプ氏“怒り”の警告!? 「文氏はしどろもどろ…」米関係者が明かした“真相” 緊迫する朝鮮半島情勢「米は北への新軍事作戦を持っている」』と題して、 ドナルド・トランプ米大統領は7日午前(米国時間6日夜)、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と電話首脳会談を行った。北朝鮮情勢について協議したというが、トランプ氏の本当の狙いはそれではない。中国の王毅国務委員兼外相が訪韓(4、5日)したタイミングで、文氏の外交・安全保障のブレーンが「中国の核の傘入り」について言及するなど、韓国が再び「裏切りの本音」をあらわにしたからだ。北朝鮮の朝鮮中央通信は8日、同国北西部東倉里(トンチャンリ)で「非常に重大な実験」が行われたと発表した。緊迫する朝鮮半島情勢について、ジャーナリストの加賀孝英氏が迫った。とある。

 記事は、3ページ程の長さで、いくつかの要点を抽出できる。その一つは、米韓同盟を蔑ろにする文政権への怒りだ。特に、「もし、北朝鮮の非核化が行われていない状態で在韓米軍が撤退したら、中国が韓国に『核の傘』を提供し、その状態で北朝鮮と非核化交渉をするという案はどうだろうか?」(朝鮮日報・日本語版、5日)との内容には、トランプ氏を怒らせるのに十分だったようだ。

 中国が、核の傘を提供する事は無い。中国は、自国の核の傘をどこの国に対しても提供していない。忘れてはいけない、中国は、共産党独裁国家なのだ。自分たちの利益だけが優先する。そんな国家なのだ。北朝鮮が独自に核を開発した理由もそこにある。韓国が、何を目論もうが、それは、中国には通じない話だ。だが、そうした態度は、トランプ氏を怒らせるのに十分な材料になる。

 2つ目の要点は、米国は、北朝鮮の暴挙を待っているという観測だ。トランプ大統領が待っている訳では無いだろうが、軍事関係者の間では、北朝鮮が非核化する積りの無い事は、読み切られている。そうなれば、北を潰すしかない。だがそれには、それだけの大義名分が欲しいと言うのだろう。北が何か新しい軍事行動に出た時、それを理由に、事態を大きく動かす。動きだしたら、止まらない、止めない。そう言っている事になる。北朝鮮にそうした民主主義の波と言うか、はやり病の様なうねりを理解できれば良いのだが、独裁国家の上に立つ者の嵯峨なのか、過去の現実は、しばしな悲しい歴史を重ねるのが常だと思う。「戦争は、起きるのではない、起こすのだ。」誰かの言葉だと思った。日本がかつて虎の尾を踏んだ時の話だ。

 これほど世界が緊迫しているのに、日本では、「桜が。。。」どうとかで、政策論議もままならない。売国の政治家と揶揄される野党が大はしゃぎをすれば、飯のタネになると、マスコミが飛びつく。平和と言えばそれまでだが、むしろ平和ボケと言いたくなる。ノー天気、平和ボケ、そうした形容の言葉が、日本の社会だ。北朝鮮が軍事行動に出るとき、それは、アメリカに対してではない。アメリカの届かないミサイルで、アメリカに対して暴挙はあり得ない。その対象は、韓国であり、日本なのだ。文政権のダメさ加減は、日本では、知れた話だが、マスコミによる洗脳で、韓国国民の支持層はいまだに厚い。同様に、日本の野党のダメさは、冷静に見れば、分かる話だが、日本では、マスコミの応援を得て、そのひどさは隠される。その時は何時かは来るかもしれない。いつ起きるか分からない地震よりも、確率は、高いのではなかろうか。