区議7人の処分 読売新聞には、『小池知事支援の区議7人、処分先送り…自民都連』と題して、自民党東京都連は30日夜、党本部で幹部会合を開き、7月の都知事選で党の方針に反して小池知事を支援した豊島、練馬両区議7人の扱いを協議した。
30日が処分の判断期限だったが、先送りすることを決めた。
都連会長の下村博文幹事長代行は会合後、記者団に「7人の話を聞いてから判断したい」と述べた。下村氏によると、小池氏らから7人の弁明を聞くよう要請があったという。
都連は9月、7人に「10月30日までに離党しなければ除名する」との離党勧告処分を下したが、7人は勧告に応じなかった。都連内では厳しい処分を求める声が大勢だが、実際に除名すれば、小池氏との関係が再び悪化すると判断した。とある。
何ともだらしのない決定だ。こんな事になるのなら、初めから小池氏を公認すれば良いのにと思う。それが出来ない都連のおごりが、自らをやがて、窮地に追い詰める事になるだろう。
思えば、都知事選の候補者選びで揉めたのは、自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相が、「小池の野郎、俺に相談も無く勝手に」とか何とか、言われている。自民党中央から桜井俊元総務事務次官に出馬要請をしなさいとも言われたが、地頭の悪さが手伝って、次官と言う優秀な人材を説得できなかった。
そればかりか、おぼちゃま育ちの世間知らずが、大した実務能力も無いのに、本当は俺がなりたいと心のどこかでささやくのだろうかね、中途半端な気持ちで、増田氏を推す結果となった。
敗因の原因は、自民党東京都連会長の石原氏にある事は、明確だろう。民主主義の国の政治家は、政治を自分のメンツで物を決めてはならない。それが原則。
7人の侍の処分を先送りとは、何だか糞切れの悪い結末だ。くすぶりを残したまま、来年は都議選を迎える。小池氏は、その準備を着々と進めている。反小池を掲げれば、対立候補を立たされる。
一方の都議連は、そんな準備もままならず、やはりここでもメンツにこだわり、処分延期と来た。小池に逆らえば、議員資格を失う。利権で太りまくった都議会自民党は、こうして壊れて行く。都民感情は、ざまー見ろと小池氏を応援する事になるのだろう。
IoTウイルス 読売新聞には、『IoT機器悪用、ウイルス「ミライ」世界で猛威』と題して、「Mirai」(ミライ)と名付けられたウイルスが、インターネットにつながる家電製品などのIoT機器を乗っ取り、踏み台として悪用するサイバー攻撃が世界中で猛威をふるっている。
ミライの設計図がネット上に公開され、すでに感染したIoT機器は世界中で少なくとも50万台。日本国内への攻撃も確認され始めており、警察当局は警戒を強めている。
情報サービス会社キヤノンITソリューションズ(東京)によると、ミライは防犯カメラやルーターといったIoT機器に、ネットを通じて送り込まれ、外部から機器を動かせるよう「乗っ取り」を行う。その後、攻撃者がサーバーなどに大量のデータを送りつける「DDoS(ディードス)攻撃」を行う際、ミライに感染した多数の機器を勝手に「踏み台」とすることで、送り付けるデータ量を増幅させる。とある。
例として挙がっているのが、防犯カメラ、ルーター、家電として電話機が載っていた。防犯カメラが踏み台にされている話は良く聞く。防犯カメラを設置したまでは良いが、ネットを通じて様子を見れると言う事で、インターネットに接続をする。所が、パスワードなど、初期のままで、変更をしていないケースが有ると言う。世界のそうした防犯カメラを集めたサイトも有名だ。日本でも、確か、万だか千だか、そんな数がリストされていて気がする。
こうした機器の多くは、安く済ませる目的で、LinuxベースのOS上で動作しているのが多い。単体に組み込まれたLinuxは、WindowsのUpdateの様にセキュリティーホールを塞いでもくれないし、ウイルスに感染しても、駆除できる訳でもない。
同様に、ここで言っているのは、ルーターもパスワードの問題と思われる。パスワードを変更せず、或いは、単純なパスワードで済ませたために、乗っ取られてしまう。フレッツの前だったかな、外部からアクセスしたらルータの画面が出て来たなんて言う笑えない現実を経験している。しかも大手のプロバイダーだ。
自分のIPアドレスを教えてくれるサイトが有るから、そこでIPアドレスを確認して、スマホか何かで外部からそのIPアドレスをブラウザで確認してみると良い。ルーターの画面が出るようなら、プロバイダーを変える方が良い。簡単には、おはようのサイトでも良い。以下のリンクをクリックすれば、自分のIPアドレスを知る事が出来る。
http://ohayou.jp/ipv4.php こうした機器が、ウイルスを気にして、ネットに接続できないとなると、IoTは実現しない。個々の機器にまでしっかりしたウイルス対策は、コスト高になる。となれば、IoTの普及を阻害する事になる。どういったアイデアでこうした問題を乗り切るのか、楽しみだ。
ちなみに、我が家では、IoTは一部だが、イーサネットではなく、RS232Cでネットワークを組んでいる。指令はパソコンから間接的に出されることになる。おそらく、同様に、ステーションになるパソコンを置いて、それとの通信でIoTを実現する方向への変わるのかも知れない。
利上げ期待 時事通信には、『米GDP、2.9%増=利上げに追い風―7~9月期』と題して、米商務省が28日発表した7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.9%の増加となった。
輸出の拡大や設備投資の回復などを受けて前期(1.4%増)から成長が加速し、市場予想(ロイター通信調べ)の2.5%増を上回った。連邦準備制度理事会(FRB)が模索する年内の利上げに追い風となりそうだ。
FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で「利上げの根拠は強まっている」と表明し、雇用と物価動向を見極め、昨年12月以来の利上げを検討する姿勢を示した。GDPの改善を受け、11月1、2両日のFOMCで経済情勢を確認する。ただ、8日の大統領選を控え、次期政権の政策が不透明なことから、利上げ決定は選挙後の12月会合になるとの見方が多い。とある。
アメリカの利上げ観測は、外れっぱなしだった。始め、今年は、4回だとか元気が良かったが、それが3回になり、2回に減り、ここにして、最終的には、12月になるだろうと言う事らしい。その根拠が、GDPの伸びだ。その前は、失業率だったかな。
市場では、それを見越しての動きなのだろうか、この所、円安に向かっている。ドルの利率が上がれば、為替は、ドル買いへと向かい、反動として円安になる。そう見込んでの為替の変動と言う事になる。それも、105円が見えて来る所などは、今までとはちょっと違う動きだ。如何にも12月には、利上げを期待できそうだ。そんな雰囲気が強い。
利上げ延期の懸念は、次の政権の政策に掛かっているとしながらも、12月の公算が強いとしている訳だ。果たして、利上げは行われるのか、それによって、為替はどう動くのか、多くの人の利害が絡む問題だけに、注目が集まる。
円安に向かえば、株価が上がる。株を買っていれば、儲かる訳だ。所が、株は先読みする。すでに日経平均は17000円を突破してしまっている。本当に利上げされれば、さらに上がる公算が強いが、延期されれば、その反動も考える必要が出て来る。難しいね。
菌の汚染度 マイナビニュースには、『オフィスの"汚染度"に衝撃! - PCのキーボードに便器の2万倍もの細菌を確認』と題して、デスクワークに従事し、一日の大半をオフィスで過ごしているビジネスパーソンは多い。だが実はそのオフィスが「細菌の巣窟」となっている事実は、意外と知られていないかもしれない。
海外のさまざまなニュースを紹介する「MailOnline」にこのほど、「オフィス用品と細菌」に関する研究を紹介するコラムが掲載された。便座やペットが遊ぶおもちゃ、貨幣は不潔で多数の細菌が繁殖していると考えられている。しかし実際には、私たちが日々働いている場所で触る物の方が不潔だということが明らかになった。
オレゴン州を拠点にITトレーニングのウェブサイトをたちあげているCBTナゲッツの研究チームは、日々の労働必需品の清潔度に関する研究を実施。「キーボード」「トラックパッド」「マウス」「電子バッジ」「電話」という5つのオフィス用品の1平方インチ当たりの平均コロニー形成単位を測定した。
その結果、キーボードには便器の2万倍の細菌が、マウスには水洗ハンドルの4万5,000倍の細菌が繁殖していたことが判明。中でもIDバッジの菌が最も多く、簡単なセキュリティー・バッジでもよくあるペットのおもちゃより243倍も多い菌が繁殖していたという。
なお、1平方インチあたりの細菌数を見ると、電子バッジが最多で1平方インチあたり462万個もの細菌が確認された。続いてキーボードが354万3,000個、電話が約160万個、マウスが約137万個で、トラックパッドだけは810個しか確認されなかった。とある。
この記事は、ちょっと衝撃だ。ほとんど毎日、必ずと言って良いほどブログを書く。キーボードに触らない日は無いと言って良い。そのキーボードに便器の2万倍の細菌が付着していると言うのだから、ショックだよね。
それでも、まだ、自分専用のパソコンならしょうがないやの範囲かも知れない。だが、事務所でパソコンに触れば、そこは、他の人もキーボードに触る。記事は、オフィス用品は定期的に除菌スプレーを用いるなどして、清潔に保ったほうがよさそうだ。と結ぶが、早速に除菌スプレーを探した方が良さそうだ。
自分がパソコンに強い事もあって、時々パソコンが調子が悪いと言う事で、他人のパソコンの面倒を見る事が有る。こちらとしては、実の所、やりたくない。一つは、大体において、そう言う人は、バックアップ用のDVDも無くしてしまっている場合が、殆どだ。そんな状態で、最悪の場合の再インストールすらできない。これでは、素手で、まきを割ってくれと言っている様なもので、苦労するからだ。
2つ目は、大体において、そうしたパソコンは、性能が悪い。電源投入後の立ち上げだけで、数分掛かる物すらある。そんなパソコンは、自分としては、どんなにかっこが良くても、ゴミと同じだと思っている。そんなものに関われば、人生の時間を無駄しているようにすら感じてしまう。それに、今度は、キーボードの菌と来れば、ますますやりたくなくなるね。
中には、確かに、キーボードに指垢がびっしり付いているのもあった。それなんぞは、便器の2万倍を超える菌が繁殖しているのだろうね。キーボードの掃除は、持ち主がやって欲しいね。
パソコンの面倒も、そもそもボランティアで、無償だ。他人のパソコンは触りたくもない。だが、それでもいじってみたくなるパソコンが有る。最新の部品を使って組み立てられた機種だ。俗にいう、チューンアップされたマニアのパソコンだ。そうしたパソコンのキーボードにも菌が付着しているだろうに、身勝手な心は、菌もなんのその、人間は、身勝手が優先するんだね。