お膳立て FNNには、『イバンカ氏「非核化に向け圧力を」』と題して、平昌(ピョンチャン)オリンピックの閉会式に出席するため、韓国を訪問しているアメリカのトランプ大統領の長女・イバンカ大統領補佐官が、23日夜、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した。
イバンカ大統領補佐官は「朝鮮半島の非核化を実現するため、最大限の圧力をかけることを再確認した」と述べた。
韓国メディアによると、イバンカ大統領補佐官と文大統領は、午後8時すぎから始まった歓迎晩さん会に先立ち、およそ35分間会談した。
会談は、アメリカ側の意向で非公開で行われ、米朝対話や南北首脳会談について、意見が交わされたとみられる。
イバンカ補佐官は、25日夜の閉会式に出席する予定で、同じく閉会式に出席する北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長と接触するのかが注目される。とある。
文大統領は、犬のポチの様に、北に対して尻尾を振るが、安倍首相の様に、トランプ大統領と話すチャンネルは、持ちえない様だ。文大統領は、何を考えているのか、それを聞くために、トランプ大統領の長女・イバンカ大統領補佐官が、話し相手になりやすい女性として韓国に渡った様にも見える。
文大統領を置く韓国は、すっかり北の下辺になってしまった。文大統領は、国連の制裁で禁じられた人物を賓客として迎えるなど、次々と制裁破りを重ねる。そんな文大統領に対して、韓国の国民がおとなしいのは、根っこに民族主義が有るからだろう。
民族主義は、北の核は、民族の誇りだと豪号していた。核の放棄を求めるなど、有り得ないと言う事なのだろう。それが、文大統領を使わして、嘘で固めた2枚舌外交を行わせる動機となるのだ。
もともと、朝鮮文化には、恥の概念は無く、嘘は、日常のあいさつ程度と思われる。韓ドラの時代劇で、何かまずい事が有ると、「殺してください」と泣き叫ぶセリフが頻繁に出てくる。日本人としてぎょっとするが、日本の切腹と異なり、その根っこには、死ぬ気などさらさらなく、言葉だけの嘘である。それを2枚舌文化とでも言おうか。所詮、ドラマで、全て作り事と言ってしまえば、身も蓋も無いが、言葉だけの嘘がまかり通る、それが2枚舌文化だと、ドラマで、その様子は、よくわかる。
マスコミは、イバンカ補佐官が、北朝鮮の金英哲統一戦線部長と接触するのか注目する。だが、アメリカにはその気はない。その必要性もない。有るとすれば、北朝鮮とその下辺に成り下がった文大統領だろう。文大統領は、どんな接点を準備するのか、マスコミが注目するのは、それがニュースになるからだろう。
接触の場が、文大統領によってセットされたとして、金英哲統一戦線部長との接触でイバンカ補佐官が「失礼ね!」と怒って退場したら、2枚舌外交の大失敗になる。イバンカ補佐官だったら、それが使える。その位の事をやって欲しいねと思うのは、私だけだろうか。それで震え上がるのは、金英哲統一戦線部長ばかりではない。北の下辺となった文大統領も、路線を変更せざるを得ないと自覚するのではなかろうか。イバンカ補佐官に、それが出来たら、大したものなのだが。