分党 読売新聞には、『橋下氏、7月にも結い合流…石原氏は新党結成へ』と題して、日本維新の会は29日、党執行役員会で「分党」を正式に決定した。
これに先立ち、石原慎太郎、橋下徹両共同代表は、それぞれ記者会見し、新党を結成する考えを表明した。石原氏は平沼赳夫代表代行らと共につくる新党で憲法改正を旗印にする意向だ。一方、橋下氏は結いの党と合流して新党の結成を目指す。とある。
更に記事では、 石原氏は国会内で行った記者会見で、「野党再編は否定しないが、その相手として結いの党を選ぶことに合点がいかない」と述べた。結いの党が集団的自衛権の憲法解釈見直しに慎重で、石原氏の主張する自主憲法制定にも反対することについて、「大きなそごを感じた」と指摘した。ともある。
石原氏が、独立国家として、そろそろ自主憲法を自ら考えても良いとするのに対して、結いの党は、自主憲法、すなわち憲法改正には、断固として反対を貫いた。その所で折り合いが付かず、分党と言う事になった訳だ。
国民として見れば、結いの党が、独立国として日本独自の自主憲法に何で反対しなければならないのか、理解できない。憲法論議で中身の論議で揉めるならまだしも、そもそもいけないとは、社民党か、共産党と同じ考えでも持っているのか。そかも分党と言う事態を招いてまでも。当然にして、支持は出来ない。日本に巣食う売国奴と同類項なのか。
維新の会も、初めに憲法改正を謳って居たではないか。それが、結いの党と合わさる事で、その看板を下ろした事になる。日本が、独立国として、自主憲法を持つ事は、罪か。そうでは無いだろう。今までは、期待もしていたが、結いの党のテーゼが明確になるに従って、この団体は、日本には必要のない政治団体で、どこぞの国の意向をくみ取って活動する団体だと言う事が、見え隠れしている。とても日本人として、支持出来る物ではない。