つまらないTV J-CASTニュースには、『テレビが「つまらなく」なった理由 視聴者から「すぐに苦情が来る」せいなのか』と題して、 「テレビがつまらないのは、視聴者からすぐに苦情が来るから」――そんなテレビ局員の嘆きを伝えるツイートが今、話題となっている。
ツイートには大きな反響が寄せられ、「可哀想だ」などと制作側に同情的な声も上がった一方、「クレーマーなんぞ昔から居た」「逃げるな、工夫しろ」と叱咤する声も出た。とある。
記事では更に、ただ、つまらなさを作り出す原因は「苦情」だけではない。視聴者の可処分時間をスマートフォンに奪われた、視聴率至上主義に陥った、制作費が少なくなった、人材が流出している、という制作側の問題だけでなく、芸能人の内輪ネタが多い、という出演者側の問題まで、すでにあらゆる原因が報じられている。と続く。
昔と比べると、確かに、TVへの関心は薄れた。その原因をつまらないと言うのかも知れない。芸人のその場しのぎの作り笑いを見るには、TVは格好の道具だ。見た後には、何もない。ただ、時間が流れただけ。特段、情報としての価値もなく、芸能人の内輪ネタで終わる。
芸人は、演ずると言うが、早い話、嘘つきの代表みたいなもの。金をもらえば、何でもするんじゃないの。その生きざまを見せるのが、今のTVと言う事らしい。
ニュースでも、解説番組でも、芸人が良く顔を出す。NHKの番組を見ていると、教養もない芸人がなんで、解説番組に参加しているのか、なんで? 何の資格で? と問いたくなる。
有名な芸人を出せば、視聴率が上がる。そんな幻想が、製作者側にあるんじゃないのか。
チャンネルを選択する。悲しいかな、裏番組は同時には見れない。となれば、有名タレントを前面に出して、目を引き付ける事が、先決。嘘で固めた作り笑いでも、時間が経過すれば、視聴率だ。そうやって、番組同士で切磋琢磨する。
だが、もう一つの極であるネットを忘れてませんか。ネットは、芸能人が笑ってくれる訳でもない。そこは、玉成混合の世界だ。にも拘らず、TVよりネットを選択する国民が居る。気が付けば、視聴者の可処分時間をスマートフォンに奪われたと言う事ではないのか。
単純に時代の流れと言えば、それもそうだが、法律で守られた放送業界にあって、仲間内だけで、切磋琢磨する。これからは、単純にネットも競争相手、その中で切磋琢磨しなさいと言う事ではないのか。
今の時代、もしネットに、適宜ニュースも流す、オンディマンドで、番組に当たる内容の物が見れる、なんて、そんな物が出現したら、TVは、ネットに勝てますか。そうした事が、やがて起きる。そうは思いませんか。
そんな事になれば、僕だったら、まず、NHKを解約したいね。NHKには、素晴らしい番組も有るが、教養のない芸能人をセンターに置くような、意味のない番組が多くなっていますからね。そんな所に、受信料は払いたくないね。