> 財政破綻  財政破綻、そして、その時
2010年8月
財政破綻  財政破綻、そして、その時
一般会計の中に占める赤字国債の利子支払い分が、21兆円にもなる。日本は、諸外国の国債と比べて、利率が低く設定されているため、これで済んでいる。国にとって幸いだが、本来利率はもっと高いはず。その分、国民は、富を失っていることになる(事実上、国民は、すでに支払ってる)。

ここに来て、日本の国債を中国や株を手放した外国資金が購入している。あと数年もすれば、累積赤字国債の学が、日本の資産を超えるかもしれない。そうしなければ、赤字国債を消化できない。その時、利率を上げる必要がある。もし利率が上がれば、利子の支払額は、とても、21兆円ではすまない。税収より利子の支払額が多くなる。その時が国家の破綻である。この利子の支払いが、ある限度を超えると、どんな有効な政策を打とうと、経済成長ができなくなる。破綻は、確定する。

日本が財政破綻をすると、IMFがお出ましになる。おそらく、日本再生のお金を出せる国は、中国だろう。中国は、日本の国債を多く持ち、IMFの資金をまかなう。となれば、再生は、中国のシナリオに左右されることになるだろう。

歴史的に見ると、日本は過去に、破綻を経験している。第二次世界大戦後である。国民は、すべてを失った。あのときの公務員は、職業軍人であった。国民はすべて失ったが、一部職業軍人は、そうでもなかったようだ。「恩給」と言う制度の下、今日になっても継続している。

日本の財政破綻が、避けられないものだとすれば、国民が備えるべき準備があるはずだ。紙幣、債権(含む国債)などが紙くずになる。一方、土地、金などは、価値が保全されるだろう。問題は、その時は、いつか?
誰が、それを知りうる立場に居るのだろう。備えが出来るのは、誰だろうか。国民は、ちゃんと考える必要があるかもしれない。
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