> お上のいらざる手  「お上のいらざる手」、マダム・パラサイト    
2010年7月
お上のいらざる手  「お上のいらざる手」、マダム・パラサイト    
アダム・スミスの「神の見えざる手」は、有名な言葉です。国を豊かにするには経済の活性化が必要で、活性化の源は、個々人の利己心にあると。例えば、スーパーでレジに並ぶとき、早く済ませたいと思う利己心が、空いている場所を探します。結果として、レジの効率を上げ、経済の活性化につながって行きます。
これの対極にあるのが計画経済でしょか。勝負は、アダム・スミスの勝ちでした。

一方、日本の場合、国のエリートと自負する官僚たちは、馬鹿な政治家(本当に馬鹿が居ますが)に任しておけぬと、職分をわきまえず、頑張ってしまう癖があるようです。その時、自分たちが頭であり、国民はアリだと思うのでしょうか。右だ、左だと規制を作り、迷路を作ります。結果「失われた20年」が生まれ、860兆円の累積赤字が生まれました。私は、これを、「お上のいらざる手」と名づけます。

更に、個々人の利己心はそのままに、天下りなどと言われるシステムまで構築し、社会の隅々まで浸透しました。国民に対して、何も足さない、何も引かない、何もしない、ただ邪魔なだけ。この様な人々をマダム・パラサイトと呼びましょうか。

ふと、現状の日本経済を考えると、本当に民主主義を標榜した国の、自由経済システムなのでしょうか。官僚による計画経済に寄りすぎていませんでしょうか。規制の緩和が、経済の成長には欠かせない気がします。
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