> どうして円高に  どうして円高になるかの解説
2010年7月
どうして円高に  どうして円高になるかの解説
円高・株安が収まらない。
どうして、円高になるか、解説してみたい。
@ 日本の内部環境について。
郵政改革法案が用意されている。赤字国債の消化機関としての役割が期待される。累積赤字国債は、860兆円を超えている。この法案により、さらに財政規律は緩み、金融システムは歪むだろう。この状況を外国の通貨から見れば、円は、この膨大な国債に裏付けられた安全資産となる(円=国債)。積極的ではないが、何かあれば退避場所として円を買う。
A外部環境
ヨーロッパのソブリンリスクを初め、米国もここに来て状況は良くない。景気への懸念がある。
B株の6割が外国人買いだが、今は、株を売り(株安)、債券(国債)へ資金がシフトしている。株を売っても消去法的選択として円を手放さない。株が底を突いたところで、再び株に戻す。
C日本の現状は、過去に諸外国へ投資した上がりの所得収支で食っている(財務省:国際収支状況)。つまり、内外に資産を持っている。円は安全資産だ。

結局、本来の実力以上に円高になってしまっている。この円高が日本から職場を奪い、有効求人倍率が0.5と悪化してしまう。経済成長もままならない。 円高=>失業=>赤字国債発行=>さらに円高。明るい将来は期待できなくなってしまう。郵政改革法案を進める国民新党、およびそれを受け入れる民主党の問題点は、ここにある。
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