> 消費税議論(4)  おかしいよ、その消費税議論(4)
2010年7月
消費税議論(4)  おかしいよ、その消費税議論(4)
膨大な赤字国債の累積が実力以上の円高を招き、日本を不況にしていることは、前に書いた(3)。G20では、日本の赤字国債が大きすぎて不名誉にも例外扱いされた。赤字国債を国民が負担した計算では一人当たり57%の税金を負担していることも書いた(1)。おそらくこの負担率は、すでに社会保障の整った国を超えているかもしれない。その上にさらに消費税を乗せようしている。
さて、法人税の減税も議論に上がり、共産党は、この消費税は法人税の穴埋めとまで言っている。しかし、私の経験では、法人税は下げたほうが良い。とある企業の実例だが、業績が良く、輸出もしていた。増産体制を組む必要が有り、現行設備では間に合わず、工場を増設する必要が生じた。その話に手を上げたのが、中国、韓国、それに日本。中国は価格は安く出来るが、品質と技術漏洩の問題がある。韓国は漏洩の問題は無いが、コストと品質は中間的。日本は、コストが高いが、主に日本で売る商品なので問題ないと思われた。
ところが、グローバル会議での上層部の判断は、違った。法人税だ。日本は高すぎる。結論は、シンガポールに工場を作る。必要な品質、ノウハウ、人材は、日本が提供する。出来た商品を日本で売る。つまり、日本から技術者を送って、現地で生産をして日本に輸入することになる。この様なストーリーは、多くの企業に当てはまる事例ではないかと思う。つまり、法人税が高いので、日本人の職場が奪われたのだ。有効求人倍率が0.48倍。日本に職場が無いのだ。
一方、今は公務員天国かもしれない。もっと税金を取れと言われても、ハイとは言えない。ちなみに我が市では、守衛さんで877万円。民間の2倍以上。運転手さんも2倍以上。退職金は、59.28月(国と同じ)。高い公務員給与、非効率な財政運営、膨大な累積赤字。増税議論より先に、この辺を見直したほうが良いのでは。
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