> 戦略的隣人関係  前原外相と枝野幹事長代理
2010年10月
戦略的隣人関係  前原外相と枝野幹事長代理
前原外相は、日中は「良き隣人」と称し、戦略的互恵関係を結んでと記者に語ったそうだ。一方、対照的なのは、枝野幹事長代理で、中国は「悪しき隣人」と称し、政治体制が違う。米国や韓国と同様な信頼関係は期待できないと語った。

戦略的互恵関係とは、@政治的相互信頼の増進、A人的、文化的交流の促進及び、国民の友好感情の増進などと続く。残念ながら、今回の尖閣諸島の振る舞いを見る限り、友好感情の増進どころか、双方で非難を浴びせあい、友好感情どころではない。今回は、枝野幹事長代理が国民の声かもしれない。

前原外相は、当初「わが国の法に則り粛々と」の発言だったが、仙石官房長官が船員及び漁船の解放辺りから、政府に添う形で意見の修正をしてきたようだ。外相という立場での発言と受け止められる。

政治体制の違いは、歴史上問題を起こすケースが大きい。民主主義同士は、戦争した歴史はない。しかし、社会主義や軍国主義、共産主義など戦争が絶えない。今日、ロシアと中国の急接近が報じられたが、この2国でさえ、1972年当時、緊張関係にあり、国境付近では、小競り合いがあった。

中国と付き合うには、中国が民主化されなければ、力の外交で振り回されることを覚悟しなければならない。小競り合いも覚悟が必要かもしれない。急接近もあるかもしれない。それが、共産党一党独裁体制だから。
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