> 中国とアメリカ  中国の財閥とアメリカ 無関心な日本
2010年10月
中国とアメリカ  中国の財閥とアメリカ 無関心な日本
北朝鮮の後継者のニュースがTVをにぎわしています。一方、中国は、後継者に関して世襲を良しとはしていないとの報道が有りました。ところが、「中国財閥の正体」(宮崎正弘、2004年)によれば、中国指導者の息子は経済界で財閥を率いる総帥として活躍しているとの事。明らかに、父親の政治権力の支えの中で、富と経済を牛耳る存在として中国国内で君臨している事になる。

ところが、驚くことは、アメリカとの関係だ。ブッシュ前大統領は、父の時代から石油利権と深い関係があることは、知られた話だ。その弟のニール・ブッシュは、そんな中国の企業の顧問として迎えられ、活躍している。「中国を取るアメリカ 見捨てられる日本」(光文社)が、現実の姿かもしれない。

中国との貿易バランスで、元の切り上げ圧力を強める目的で、アメリカでは、対中制裁法案が下院を通過した。日本の円高が、職場を奪い、空洞化を加速しているわけだが、菅政権は、関心が無いのか、米国とは、元の切り上げ問題を話し合っていないようだ。本来なら、米国と協調して、進めるべき事案だと思う。

菅政権が関心を寄せているのは、「外国人参政権」、「人権擁護法案」、「郵政改革法案」など、それと、「沖縄ビジョン」だ。政権の中に潜り込んだ人たちが、根気強く推進をしている。尖閣諸島の問題を契機に第9条の検討など、微塵も無い。何れの国も、真の問題は、国民に見えずらくなっているようだ。
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