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タイトル  Visual Studio を使っての学習
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 ブログが中断してしまった。実は、その間にASP.netを教えて欲しいと言う要請が有り、そちらに勢力を向けていた。所が、残念ながら結果は、2人とも挫折をしてしまった。何故だろうと考え、反省を書いてみたい。一人は、既にHTMLが使えて、自分でもWebページの製作が出来る。つまり、ASP.netの要領を覚えれば、サンデープログラマデビューが出来ると考えた。それが、挫折するのだからASP.netがよほど難しいのか、教え方がよほど悪いのかと言う問題になりそうだ。ASP.netは、易しいよと言っているのだから、消去法を使えば、お前の教え方だという事になる。

 その方は、HTMLが使える。エディターは、自分が使い慣れた物を使いたいと言ってきた。教える側から言えば、Visual Studioのエディターを使って欲しいのだが、自分が使い慣れた物を使うと固持した。確かに教材の易しいサンプル程度は、難なく動かすことが出来た。所が、データベースに差し掛かる頃になると、様子は一変する。一向にうまく動作しない。作業量も膨大になる。Visual Studioを使ってはどうかと勧めるが、今更、出来ないという事になって、結果として挫折した。

 もう一人は、自分は言語は違うがプログラムが組める。だから教えてくれと言う。Visual Studioで良いと言う。こちらが説明をする、「それでは、キーボードを叩いて、入力をしてください」と言っても、一向に入力作業を始めない。分かりましたかと問えば、「分かったと思う」と答える。そんな調子でデータベースの説明まで終え、ボランティアで関わっているWebページの更新をお願いする。だが、一向にページが更新されない。「記事の更新ですから、コピペするだけです」と言っても、更新されない。では、ページ作りはどうかと言えば、簡単なページも作れない事が分かった。つまり、Webページをどうこうしようと言う目的を持たずに、時間潰しに人の話を聞いていただけだったという事が分かった。

 2人の反省から、ASP.netをマスターするには、エディターは、Visual Studio以外は使わない。Webページを作ると言う具体的な目標を持っている。これらの事が必要だと分かった。
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