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タイトル  このやろう  このやろう <国民の気持ち>
本文   2010/11/01
「政治職」と「執行職」と言い放ち、責任を海保の長官にバトンタッチ。ビデオの取り扱いに関して、仙石官房長官は、閣僚から一任を受け、非公開を決めた張本人の言葉だ。ビデオの中身は、中国船が海保の船に体当たりをした事実は、明白。その真実を隠蔽する目的は、何なのか。説明も闇に中か。

海上保安官は、テレビで「国民の誰もが見る権利がある。誰もやってくれないなら自分でやるしかないと、誰にも相談せず一人でやった」「私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまう」と動機を述べたという。国民の一人として、その勇気を認めたい。

ビデオは、本来公開目的で編集されていた為、、「海上保安官なら誰でも見ることができた」状態が有ったと見るべきだろう。そこへ、理由は、定かでないが、官房長官の非公開の指示。国家機密だと言う。当然、中国船が海保の船に体当たりした事実を官房長官は、知ってからの判断だ。

今後、公判で、官房長官の判断理由が明確にならなければ、国家秘密としての意味が揺らぐ。保安官の起訴すら難しくなるのではないか。正義が行われるか、捜査の行方を注目したい。
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