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タイトル  北の本性
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  北の本性
 JIJI.COMには、『「制裁・圧力に血眼」と米非難=非核化期待できず―北朝鮮』と題して、朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は9日、談話を発表、「米政府の一部高官がトランプ大統領の意志に反して、わが国に対する制裁・圧力に血眼になっており、対話相手を侮辱している」と非難した。

 その上で、「(そうした姿勢に)執着する限り、非核化を含む朝米共同声明履行でいかなる進展も期待できないのはもちろん、朝鮮半島情勢の安定の気流が持続できる保証もない」と警告した。とある。

 そもそも北朝鮮は、初めから非核化の意思など無い。何かにつけ、理由を見つけては、援助を求めるなど、やくざの脅しの様なもの。そう捉えれば、分かり易い。そんな北朝鮮に騙されたトランプ大統領と言う構図は、アメリカの汚点の一つとして刻まれる。

 そんなトランプ大統領は、自身の非に付いては認める事は無いだろう。となれば、北朝鮮問題から距離を置く、そんな身勝手な展開が予想される。おそらくは、北朝鮮ではない、イランなどの問題に、時間を割く事になるのだろう。

 だが、そもそも猿の様な惑星で、人気投票で選ばれた代表が、命がけの権力闘争で勝ち上がった北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と、1対1の交渉では、結果は初めから分かっていたのかも知れない。この辺が、直接投票によって代表を選ぶシステムを採用する民主主義の限界かも知れない。
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