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タイトル  米国とメキシコが合意
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米国とメキシコが合意
 読売新聞には、『NAFTA再交渉、米とメキシコが新たな合意』と題して、米国とカナダ、メキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で、トランプ米大統領は27日、米国とメキシコが2か国間で新たな合意に達したと発表した。2国間の新たな合意では、輸入車に関税をかけない条件の厳格化などが柱となるとみられる。両国は今後、カナダを加えた3か国による協議を進めたい考えを示した。とある。

 独善的とでも言おうか、そんなニュアンスで報道されるトランプ氏のアメリカファースト。非常識極まりないトランプ氏が、メキシコとの間に壁を作る。報道では、メキシコとは、まるで犬猿の仲で、どんな交渉もまとまる事はないだろうと、思わせるニュアンスが有った。所が、表題の様な米とメキシコが新たな合意と有る訳で、何でと目を引く。

 合意内容は、さぞアメリカ寄りの物かと思えど、この記事では、中身の解説はない。カナダを加えると言うのだから、一方的と断言できるような内容でもなさそうだ。そうした事を考えると、マスコミの報道と現状の乖離に疑問を持たざるを得ない。別の言い方をすれば、偏向報道もいい加減にしてくれと言う事になる。

 日本のテレビでも、アメリカのマスコミと変わらぬ気がする。アメリカ政治を語るゲストとして呼ばれる解説者は、決まって民主党支持者だ。クリントン陣営に居て、先の大統領選挙を手伝った側で、トランプ氏を手伝った側の人間は、呼ばれない。何十回もの報道を見たが、ただの一人として出されたのを見たことが無い。民主党支持者で、いつもの連中として解説者として鎮座する。そうしたバイアスが有る事を考慮しなければ、今の正しいアメリカの姿が見えてこない。

 おそらく、中間選挙は、トランプ氏側の目論見通り、勝利するのだろう。アメリカ国民は、彼を支持している。現実は、ニュースのネタにもならない現実なのかも知れない。
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