足並みの乱れ

　毎日新聞には、『＜米韓合同軍事演習＞再開めぐり政権内で足並みの乱れか』と題して、トランプ米大統領は２９日、北朝鮮との非核化交渉を進めるために中止した米韓合同軍事演習を再開する考えがないことを明らかにした。前日の２８日にはマティス国防長官が、演習に関して「これ以上中断する予定はない」と述べて演習再開の可能性を示唆したばかり。北朝鮮への対応を巡り、政権内での足並みの乱れもうかがえる。とある。

　またかと言えば良いのか、今更と言えば良いのか、トランプ大統領と長官達との意見の齟齬。この場合、トランプ大統領は、権限を行使して、長官を変えた。もう十分に変えただろうと思えど、また齟齬かとあきれるばかりだ。これで、また、人事を変える事が有れば、まともな側近は、居なくなる。それがどうやら、今のアメリカだ。

　猿の惑星と揶揄される大衆。その大衆が、選挙と言う人気投票で選ぶ民主主義の限界が、どうやらこの辺の問題をさらに大きくするのかも知れない。国家としてみれば、まっとうじゃない気がするね。国の代表は、間接選挙にすべきかな。