内部情報流出 ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版には、『アマゾン従業員、賄賂受け内部情報を流出か』と題して、アマゾンの従業員が、主に仲介業者を通じて機密情報を外部に提供していることが分かった。これらの情報はアマゾンで製品を販売する独立業者にとって強みになる。データの売り込みを受けて購入した販売業者やデータを提供する仲介業者、内部調査に詳しい関係者の話で明らかになった。
こうした関係者の一部によると、社内の規則に違反するこうした行為は中国で特に目立つ。中国で業者の数が急増していることが理由だという。また中国国内のアマゾン従業員の給料は比較的安く、それがリスクを冒す原因になった可能性がある。とある。
企業の従業員が、顧客の情報を流出させる。有り得る話だ。Googleをはじめ、個人情報は、集めればある時点から膨大な金を生む投資対象となる。それは、何も犯罪組織に限らない。Amazonの従業員が、そうした事を知って、顧客の情報を売ってしまった。そうしたニュースだ。売った事がバレないケースも有るのだろう。あるいはまた、そうした事を初めから組織ぐるみで行っているかも知れない。
毎日、山のように来るスパムメール。いったいどこで私のメールアドレスを入手したのか。どこの時点か、どこの場所から、そうした情報が漏れ、売り買いされ、やがて、怪しい組織が手にして、スパムメールとして戻ってきた。そんな経緯があるのだろう。
日本でトップを走ると言っても良い、大きなプロバイダーの話だ。携帯電話のメールアドレスを登録したら、数日もしない内に余計なメールが入り始めた。これなんか、もしかしたら、初めから販売目的で情報を収集していたのかも知れない。
スパムメールの中には、でたらめなメールアドレスがある。私宛で無いのに、なぜか、そのプロバイダーは、私のメール受信箱に放り込む。そうしたメールには、必ずと言って良いほどリンクが付いている。マウスでリンクにカーソルをかざすと、アドレスの後に、「?」が付き、そこには隠しデータが仕込まれている事が分かる。うっかりクリックでもしようものなら、その隠しデータから、「私」が特定される仕組みだ。
情報は売っていないが、受信箱にスパムメールを放り込む。個人情報は売らないが、個人情報を集めるなら、そちらでどうぞとでも言う仕組みなのかと疑いたくなる。
メールのプロパティまで偽装しているのかどうなのか、それは分からないが、私宛のメールで無いのに、こうしたメールを受信箱に入れてしまうプロバイダーは、どうかと思う。大手なので使わざるを得ないが、根っこの底では、信用したくない。
そう言えば、このプロバイダーと機器のレンタル費用で揉めた事が有る。額は月で30円位の話だが。返却をしたのに、調べたら、リース料金が落とされていた。それを通知すると、返却した証拠を求めてきた。半年前の送り状を示すと、引き落としは止まった。だが、半年間の過剰な引き落としに関しては、何度メールを打っても、返事すらない。これが、大手プロバイダーの従業員教育かとあきれる。結局、額も額なので、根気負けだ。だが、このプロバイダーを信用しない。