成果誇示 JIJI.COMには、『対北朝鮮で成果誇示=「非核化まで制裁維持」も―トランプ米大統領が国連演説』と題して、トランプ米大統領は25日午前(日本時間同日夜)、国連総会で一般討論演説を行い、北朝鮮を対話路線に転換させた自らの外交の成果を誇示しつつ、北朝鮮の核問題について「対北朝鮮制裁は非核化が実現するまで維持する」と明言した。とある。
実際問題、非核化で何が進んだかと言えば、何も具体的な物は、進んでいない。1mmも非核化されていない。にも拘らず、トランプ大統領が成果を誇示する理由は、中間選挙の為だ。ここまでは、誰でも分かる話だ。つまり、トランプ氏の思惑とは別に、彼のやっている事は、何の成果も、何の意味もない。只のピエロを演じているに過ぎない。それでも、その演技に感動を覚える人狙いと言う事になる。
安倍さんが言うからだろう、制裁は維持すると。その制裁も、中国やロシアが守る事はしない。韓国だって怪しい物だ。制裁の効果は、今となっては、さほど有効とは言えないかも知れない。それでもやらないよりは、マシと言う程度だろう。
北朝鮮が、恫喝外交から、方向を転換したのは、アメリカの軍事的圧力が高まったからで、他の何物でもない。これもまた、明確な事実だ。トランプ大統領には、それが理解できていないようで、その矛を収めてしまったのだから、非核化は1mmも現実には進展しない。それを成果と言われても、誰もそうは思わないと言う事になる。
文大統領が、日朝会談実現に向けて動き出した。狙いは、安倍さんの制裁主張を緩めるのが狙いだろう。安倍さんが少しで譲歩すれば、トランプ大統領の制裁発言も無くなってしまう。文大統領を支える民族主義が主張する「核は民族の誇り」が、現実のものになる。文大統領の本音は、そこにある。
そうした事を知った上で、日本の売国野党と言われる連中が、騒ぐだろうね。文大統領の尻馬に乗って日朝会談を持てとね。