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タイトル  自動運転
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  自動運転
 JIJI.COMには、『ホンダ、米GMと自動運転で提携=開発競争で先行狙う』と題して、ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、自動運転分野で提携すると発表した。ホンダは、自動運転車の開発を手掛けるGMの子会社、GMクルーズホールディングスに7億5000万ドル(約850億円)を出資。さらに事業資金として今後12年間で約20億ドル(約2300億円)を投じる。両社の技術を持ち寄り、激化する自動運転車の開発競争で先行したい考えだ。とある。

 自動運転は、やがて実現すると言う考えで、競争が激化している。日本の自動車メーカは、国内の同業他社とは組まず、外国勢と提携を進める。ホンダと米GMの自動運転で提携は、その例の一つと言う事なのだろう。同様に、トヨタは、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズとの提携強化に乗り出している。

 日本で何故、自動運転分野で世界と戦うオール日本として、自動車メーカが、結束できないのか。自動車関連の仕事をした訳ではないので、分からないが、理由は、山の様に有るのかも知れない。

 例えば、米国の31倍と言う高い日本の自動車税。日本の中で組んでも、税金を考えると、事業として意味をなさなくなるとか、公正取引委員会が何かに付けてうるさいとか。それが、日本にいくつもの自動車メーカが有る理由だったりして。かつて、優秀な官僚が、日本の高度成長を設計したが、ダメ役人の雨下りが、今や企業の敵。そんな一面があるのかも知れない。

 そうそう、そう言えば、日本のAI研究は、周回遅れだ。その理由は、私に言わせれば簡単だ。日本のAI研究で税金を思うがまま食らっているのは、理化学研究所だ。理化学研究所と言えば、例のSTAP細胞騒動で話が有った所だ。当時の記事を拾うと、読売新聞には、『理研、終身雇用を4割に…「任期付き」から選抜』と題して、日本最大級の研究機関・理化学研究所(理研)は、60歳の定年まで働ける長期雇用の研究者を、将来的に全体の4割に増やす方針を決めた。

 任期付きで雇用されている研究者を選抜し、定年まで雇用する新制度を4月から導入する。などとある。

 そう言えば、STAP細胞で、記者会見に出て来た連中は、白髪頭のジジイばかり、そんな印象を持った。そんな連中が、政府から、税金で補助を受け、AIすなわち人工知能の研究をする。

 税金で飯を食うようになった理研は、社会の役に立つような研究成果が出なくなった。そんな事が云われて久しい。その原因が、養老院でもあるまいし、年を取った白髪の研究者の終身雇用の墓場となったためではないのか。これでは、自動運転は、国内からは、出来ないだろうね。官僚社会主義と言われる日本で、日本に必要なのは、脱官僚と言うか、脱役人で、税金を取るな、税金を当てにするな。かな。
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