ハッキング ロイターには、『ハッキングで2900万人分の個人情報流出、フェイスブックが確認』と題して、米交流サイト大手フェイスブック<FB.O>は12日、同社が9月下旬に公表したハッキング被害で、利用者約3000万人のアカウントが不正にアクセスされ、2900万人分の名前や連絡先などの個人情報が盗まれたと確認した。とある。
ファイスブックなら、システム上、セキュリティーは万全かと思うのが、実は間違いのようだ。むしろ反って危ないかも知れない。それを思わせる様な事件だ。
フェイスブックの様な大きな所になれば、システム構築は、多くの人が関係する。そうした人々は、みな優秀なのだろうが、中には、いい加減な奴もいるだろう。パスワードが漏れたり、システム構築にセキュリティー上の穴が開いていたり、あるいは又、人事関係上の問題から、仕掛けられるケースも有るかも知れない。結果は、利用者約3000万人のアカウントが不正にアクセスされ、2900万人分の個人情報が漏れた訳だ。ここまで大規模になると、FBIが乗り出す。
不正アクセスされても、規模が小さくて、個人情報が盗まれるだけで、これと言った被害が無い場合は、おそらく、捜査機関は、動かない。つまり、被害の泣き寝入りだろう。
メールなど、古いアドレスには、毎日、山の様にスパムメールが届く。どこかで、誰かが、メールアドレスを盗んだに違いない。あるいは、アドレスを横流しする事を前提に、集めるケースが有る様だ。
昔の話だが、Yahooで携帯電話のメールを求めていた事が有った。Yahoo本体が行ったのか、関連業者が行ったのか、今では定かでなないが、Yahooのページから携帯のメールアドレスを登録した。途端に、そのメールに必要もない業者から、スパムと言えるメールが山の様に届いた。
友人に聞いたら、約款が有るだろう。そこには、マーケティングの為に使うとか、その手に記述が有るはずだ。クレームを言っても無駄、それを盾に、反論されると言う事だった。やむなく、気に入っていたが、そのメールアドレスを変えざるを得なくなった。
Yahooと言えば、レンタル問題を思い出す。機器のレンタル料金を払っていたのだが、必要なくなったので、機器を手続きに従って返却した。所が、レンタル料金が引き落とされっぱなしになっていた。そこで、メールをしたら、返却したと言う伝票の写しを示せと言う。6か月以上も経て、示せと言われ、やっと探した伝票を示した。
引き落としは、翌月から止まったが、それより前の6カ月以上も引き落とされていたのだから、返金してくれとメールすると、今度は返事すらない。何度メールしても何も返ってこない。おそらく、担当者は、自分のミスを認めたくないのだろう。結局、こちらとしては、泣き寝入りか、大きな組織を相手に、裁判でもするのかと、有り得ない選択を考えざるを得ない。孫社長の知り得ない所で起きている実態だ。それがYahooだ。
大きな組織とは、こうした連中が潜む組織だ。Yahooであろうと、看板が立派でも、信用は出来ない。いや、Yahooだから、大きな組織だから、信用できない。そう考えるべきかも知れない。
フェイスブックも似た様な物かも知れない。結局、事件は起きた。大きな組織は、内部に問題を抱える訳だが、そういう連中に限って、逃げの天才と言うか、責任転嫁と言うのか、捕まんないだよね。それが常と言う事でしょう。