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タイトル  記者殺害疑惑
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  記者殺害疑惑
 JIJI.COMには、『記者殺害疑惑、サウジ皇太子関与説強まる=「改革者」の強権に懸念も』と題して、サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコにあるサウジ総領事館で殺害された疑惑で、サウジのムハンマド皇太子(33)の濃厚な関与を疑わせる情報が次々と浮上している。とある。

 報道されている内容を信ずれば、そうだろうなと言う事は、誰もが考える事だろう。そうした疑いに対して、皇太子は関与を強く否定していると言う。推定無罪と言う原則で、各国は、推移を見守っている様だ。だが、濃厚な関与を疑わせる情報が次々と浮上とあらば、やがて決定的な証拠が出るかも知れない。しかし、「アラブに必要なのは、言論の自由」としたカショギ氏の希望むなしく、皇太子の独裁的権力が、そうした告発をも封じるのかも知れない。

 記事では、皇太子の関与を示す決定的な証拠が出れば、国際社会の批判を浴びて、国内の反発も加え、権力闘争が再燃しかねないとしている。だが、北朝鮮の「拉致問題」などを考えると、どんなに国際社会から非難を浴びても、独裁的権力にとって、そもそも民主主義ではないのだから、そうはならなかった。そっちの方が可能性が大きのではなかろうか。
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