共産主義の実態 JIJI.COMには、『食い物にされる北朝鮮女性たち、公務員による性的虐待が横行』と題して、北朝鮮では警察官や当局者による女性への性的虐待が横行しているにもかかわらず、罪に問われることがほぼ皆無だとの報告書を、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が1日、発表した。広範な人権侵害をめぐって国連を筆頭に多くの非難を浴びている北朝鮮だが、性的虐待に関する実態が表ざたになることはまれだ。とある。
記事には、中国で買い付けた物品を密輸入して北朝鮮政府の認可を受けた市場で売っている行商人の女性たちは、国営企業の幹部たちや「警察官、検察官、兵士、鉄道の検札官」など移動中や市場の出入りの際に出くわす公務員たちから賄賂を要求され、性的な接待も強要されると報告書は指摘している。ともある。
共産主義国家で、独裁政治ならば、そうだろうな。当然と言えば、当然なのかも知れない。今更、共産主義国家に人権が有ろうはずもなく、そうした被害を訴える事も出来ない。全体主義と言えば良いのか、社会主義と言えば良いのか、国家や社会が優先で、個人は、そうした社会の為に存在する。社会の仕組みの中で、役割を果たす役人など権限を付与された者は、当然にして、国民個人より高い地位に就く。ある意味、階級社会で、上の者は、ルールを決める。その言葉は、法律に匹敵する。だから、共産主義国家は、人治国家とも言われる訳だ。
その意味では、中国も同じ。毛沢東は、自分の権力基盤を確かなものにするために自国民を1億人も殺したと言う。今の中国ですら、毎年、理由が公表されずに、政治に不都合と見れば、1万人近くが粛清されていると言う。ポスターにインクをかけた女性は、それがニュースに流れたので、すぐに粛清とはいかず、精神病院へ入院と言う事なのだろう。それが今の現に起きている中国の現実だ。
確かに、民主主義体制は、完全なものではない。猿の惑星の様なことが起きる。バカがよりバカを騙し、当選する。そんな仕組みが、捨てきれないのが民主主義だ。それでも、社会主義や共産主義より遥かにましだ。
所が、騙されるバカが多いせいか、共産党に4~5%、社会主義を標榜するような政党にこれまた4~5%、そんなのが幾つも目立つ。合わせると、民主主義を標榜する政党を超える事すらあり得る。そんな連中が、2大政党などと嘯く。なんと恐ろしい事か。それが今の日本だ。
日本で見れば、民進党の支持母体である日教組は、暴力で共産革命を夢見る中核派や革命的労働者協会や社会主義学生連盟などと共闘している。彼らは、まさに、民主主義国の日本で、共産革命を起こし、共産主義と言う社会主義国家の樹立を成し遂げようと運動している。共産主義とは、民主主義を否定し、共産党の一党独裁国家を目指しているものだ。民主主義国に有って、民主主義を否定しているのだから、存在そのものが、憲法違反と言って良い。
不幸にしてと言うのか、幸いにしてと言うのか、日教組と言う組織は、先生のネットワーク故、全国組織だ。どこどこ地方で独立運動などと言う訳にも行かずに済むのだろう。そこが幸いしている。だが、一企業の労働組合と違い、全国組織を持つが故、連合などの労働組合の組織では、少数の日教組の連中が、大きな組織を牛耳る事になっている。
全国組織で無ければ、沖縄や北海道にその要素が内在している。この地区から選出される政治家は、社会主義のイデオロギーに染まり、人々を騙して国の姿を変えようとする。野党政治の悪い所だ。
当時の民主党は、今でも民主党は有るが、メンバーを考えると、今の立憲民主と言った方が良いのかも知れない。中国の為に掲げる「沖縄ビジョン」や、裏マニュフェストと言われる「政策INDEX」、「外国人参政権」、鳩山元首相の「日本は、日本人だけの物ではない」発言を裏付ける、「主権の委譲」と称して、「通貨の発行権その他の国家主権」を法律によって中国に委譲すると書いた政策。当時の玄葉外相と言えば、沖縄県の尖閣諸島について「中国に差し上げればいい」と非公式な場で発言したとの記事が、10日発売の週刊新潮に掲載されること。そうした事を挙げれば切りがない。
彼らは、どうして、民主主義でなく、社会主義や共産主義を選択するのだろう。北朝鮮の国民の様になりたいとは、思わないのが、普通だけどね。まあ、自分が権力者になれると、それが確実ならば、他の人がどうなろうと、共産革命も悪くはないかも知れないけどね。野党の政治家は、人々を欺く笑顔とは別に、心の中は、きっとそれだな。