第2列島線 産経新聞には、『APECの舞台裏で攻防 防衛ラインの第2列島線めぐり日米豪と中国』と題して、17日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開幕したパプアニューギニア(PNG)。その舞台裏では日米豪と中国の攻防が本格化している。中国が南シナ海に続き、島嶼(とうしょ)国が浮かぶ南太平洋でも軍事拠点を構築する動きに日米豪が歯止めをかける構図で、防衛ラインの第2列島線をめぐる攻防でもある。とある。
下に目を移すと、『自衛隊OBの提言であぶり出された中国の無体に目をつぶる「日本人」の正体』と題する見出しが気を引く。同じく産経新聞の記事だ。
そんな売国奴の様な日本人は誰だと思いながら記事を読み進めると、『我が国の政界・メディア・教育界・法曹界・経済界には、中国の無体に目をつぶる「日本人」が跋扈する。』とある。政界と来れば、該当者は、海外に出かけ、反日デモに参加する様な野党ばかりではない。与党自民党にも、チャイナスクールとして、はばからぬご仁は、数多く居る様だ。その代表格が、事も有ろうに、自民党の二階幹事長かな。ネットで二階幹事長を検索すれば、その実態が分かる。ちなみに、ウィキメディアを紐解けばわかるが、チャイナスクールとは、日本の国益より中国の国益を優先する連中だ。
次にメディアと来れば、テレビだ。NHKを筆頭にテレビと来れば、チャイナスクールの圧力で秘密裏に交わした「日中記者交換協定」が有る。その協定は、一言で言えば、中国の意向に沿わない話は報道しませんと言う事だ。
教育界と来れば、日教組だな。共産党と日教組の結びつきは、同類と言う関係だが、中国共産党と、日本の共産思想家がどこかで結びついているのかも知れない。こうして一つづつ検証して行くと、『中国の無体に目をつぶる「日本人」』と言う表現では生ぬるく、チャイナスクールに代表される様な、中国の為に日本国内で工作する日本人と表現するのが、最も実態を言い当てている気がする。分かり易く言えば、国を売るあの言葉が思いつく。
そもそも国民の無関心がそうした実態を許してしまう。戦後のGHQ占領下の3S政策ですっかり考える事を放棄し、テレビの低俗番組に笑顔を絶やさず、テレビが言えば、ゴキブリだって食しかねない時のが、今の日本人だ。そうした与えられた民主主義をもっともうまく利用しているのが、皮肉にも、民主主義を否定し独裁政治を目指す共産主義と言う事になる。その中国が、覇権を広げている訳だ。