記事の個別表示(修正可)
タイトル  ゴーン逮捕
本文  
  ゴーン逮捕
 産経新聞には、『自動車業界にも激震 ゴーン流再生術は高い評価』と題して、平成11年から日産自動車の経営を担ってきたカルロス・ゴーン容疑者の逮捕は、日本の自動車業界を激震させた。日産を再生させ、仏ルノーや三菱自動車と合わせて世界販売台数を1060万台に引き上げ、通年で初の2位に押し上げたゴーン容疑者は、国内産業界の企業経営のあり方にも大きな影響を与えてきたからだ。とある。

 日産の社長と最高経営責任者を務めるカルロス・ゴーンが逮捕された。逮捕されれば、取り締まりと言う地位を解任され、日産を去る事になる。その後、嫌疑が不十分とされても、最高経営責任者の地位に戻る事はない。それは、一般サラリーマンと変わらない。それが社会の厳しいルールなんだな。

 芸人の東国原の様に、16才の少女の性的サービスの客として児童福祉法違反並びに東京都の青少年健全育成条例違反の容疑で逮捕されたり、暴行罪で現行犯逮捕されたり、男性の側頭部を蹴り、頭部打撲等のけがを負わせたとして傷害容疑で逮捕され、書類送検されても、マスコミが「宮崎のセールスマン」なんて持ち上げる事もない。バカな県民がトップ当選させる事もない。プレバトなどと、盗作疑惑が報じられても、芸能界に有って、元の職場に復帰する。そんな事はない。そこが、日本の常識が欠如した芸能界と違う所だな。

 嫌疑は、一言で言えば、過少申告だ。一般的には、税務当局から指摘を受けて、修正申告をすれば、事が済む話だろう。なのに、逮捕まで行くには、それを認めない頑固さが有ったのだろう。自分は、やっていないと。実のところ、本人も、心からそう思っているかも知れない。

 同時に逮捕されたのは、グレゴリー・ケリー代表取締役だ。おそらく、彼は、カルロス・ゴーンの右腕として、働いていたのだろう。ゴン社長の言葉として、彼が語り、指示をする。その結果をゴーン社長に報告をする。カルロス・ゴーンは、その報告を信じていた。今回も、税務当局の嫌疑に対して、グレゴリー・ケリーがそれを否定し、それを信じた。そんな構図が見える気がする。

 税務申告の書類をカルロス・ゴーン社長が自ら書く訳ではない。日本に住み、日産自動車の代表取締として権限を行使するグレゴリー・ケリーが、部下に指示を下す。そこには、権力と金に塗れた腹黒い下心が有った。もしかすると、カルロス・ゴーン社長も被害者かも知れない。それでも、腐った日本の芸能界と違い、現職に復帰出来ないのが、厳しい社会のルールだな。
...101102103104105106107108109110...