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タイトル  中国製不使用
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  中国製不使用
 KYODOには、『米、中国大手の機器不使用要求』と題して、米紙ウォールストリート・ジャーナルは22日、米政府が日本を含む同盟国に対し、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品を使わないように求める説得工作を始めたと報じた。

 中国政府の影響下にある同社の製品が、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムなど、同盟国の重要インフラで普及した場合、不正な通信傍受や意図的な遮断など安全保障上の脅威にさらされかねないとの米側の懸念が背景にある。

 説得工作の対象には華為製品が既に広く使われている日本やドイツ、イタリアが含まれ、米政府当局者は各国の政府だけでなく通信関係企業幹部にも説明した。とある。

 中国製品と言えば、パソコンでレノボ、スマホでHUAWEIが有名だが、いずれも日本で売りまくられている。こうしたハードウエアばかりでなく、日本語変換のSimejiなど、「百度」製の物には、情報を抜き出すためのプログラムが仕込まれている。覇権を狙う中国の国家戦略だと思えば、分かり易い。

 事実、「百度」製の「Simeji」に関しては、ずいぶん以前のブログに書いたが、私自身も使った経験がある。偶然にも、パソコンのログを解析中に、Lan内から、他のパソコンに対しての不正アクセスを見付けた。足跡をたどると、WiFiを通して、Nexus7の「Simeji」が、原因だった。アンインストールをしてからは、そうした不正アクセスが止まった。つまり、Simejiなどは、スマホのデータを盗むのが目的だけではなく、ネットワークを通して、他のパソコンや接続されるすべての情報を抜き出すのが、目的だと分かる。

 にも拘らず、ノー天気の日本では、そうした注意喚起は、テレビでは報道されず、売りまくられ、使われている。それに対して、アメリカが、使わない方が良いよと説得工作を始めたと言う記事だ。そう言えば、売国立憲民主党の前進だった民主党が、国家の安全保障の為だと言うのに、秘密保護法に猛反対していたね。何か、これと関連するのかな。

 次世代の高速大容量の第5世代(5G)と言えば、野田聖子元総務相が思い出される。マスコミは、次の首相ともてはやしたが、情報漏洩問題で大臣を交代させられた。そうした醜態をマスコミが報道せず、次の首相候補などと担ぎ上げ、先の総裁選挙では、立候補もしていないのに、首相にふさわしいのは誰だと、安倍氏と並んで、世論調査を行っていた。テレビが、牛耳るノー天気の日本では、情報漏洩など、どうでも良い事らしい。

 その野田聖子元総務相が、同盟国のアメリカに行かず、中国詣でに熱心な大臣だった。携帯電話の最先端技術をぶら下げて、その技術を渡すのが目的で、ゴマすりに行く。そうした中国詣でがお好きらしい。中国が、アメリカとの知的財産侵害で揉めれば、その知的財産の最先端と言われる5G技術、それは中国にない技術で、それをお土産に、日本の総務大臣として、野田氏が中国詣でに出かけた。5Gの製品ではなく、5Gの技術を渡す事が、目的でだ。5Gには、そんな経緯がある。

 中国製の物はやばい。こうした注意喚起は、世界では常識だ。古い記事を探ると、gigazine.netには、『中国製スマホにスパイウェアがプリインストールされていることが発見される』と題して、ドイツのセキュリティソフト会社G Data Software(G Data)は、中国製のスマートフォンに出荷時点でスパイウェアがインストールされていることを発見したと公表しました。

 G Dataがスパイウェア(マルウェア)入りと公表したのは中国製の低価格スマートフォン「Star N9500」。記事作成時点では、Amazon.comで159.99ドル(約1万6300円)で販売されている低価格スマートフォンで、ヨーロッパ全土に普及しているモデルです。なお、このN9500は、バックドアが仕込まれていることが判明したSamsung製スマートフォンGalaxy S4を無断でコピー(複製)した製品として知られています。

 G Data製アンチウイルスソフトを利用するユーザーからの情報を得てG Dataセキュリティラボが調査したところ、N9500の中にGoogle Playサービスとプリインストールアプリに偽装したスパイウェア「Uupay.D trojan」が発見されました。このスパイウェアは、ハッカーが遠隔操作でユーザーの個人情報を盗んだり、無断で電話をかけたり、スマートフォンに搭載されたカメラやマイクを操作して撮影・録音することが可能で、盗まれた情報は中国国内にあるサーバに送信されているとのこと。

 ベルリンに拠点を構えるモバイルセキュリティコンサルティング会社GSMKのビヨーン・ラップCEOは「このようなスパイウェア入りのスマートフォンは人々が思っているよりも当たり前の存在です。私たちは、スパイウェアが仕込まれている可能性を想定した上で、中国製の低価格スマートフォンを購入する必要があります」と述べています。とある。

 それでも、日本では、こうした商品が売りまくられている。中国とどこかの国が戦争にならなくても、いつの日か、あなたの銀行口座から、現金が抜かれて慌てる事に無いように、注意したいものだ。
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