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タイトル  あわや国外へ
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  あわや国外へ
 日本農業新聞には、『和牛精液あわや国外へ 出国検査甘さ露呈 申告制、告発わずか 貴重な資源流出は打撃』と題して、輸出禁止の和牛精液が日本国外へ不正に持ち出されていたことが、農水省への取材で分かった。中国入国時に見つかり中国国内への流出は水際で止められたが、日本の検査はすり抜けており、検査体制の甘さが浮き彫りになった。畜産関係団体は「和牛精液が流出し、他国で生産が広がれば和牛の輸出先を失う。畜産農家は大打撃だ」と危惧する。とある。

 こうした事は、「氷山の一角」でしかないともある。そうだろうな、今の中国は、日本のこうした技術によって出来上がっている。鉄も然り、何もかにもだ。近々では、野田聖子元総務相が、持ち出した5G技術が記憶に新しい。

 5G技術とは、次世代の高速大容量の通信技術と言われる。野田元総務相と言えば、マスコミが、次の首相ともてはやしたご仁だ。その大臣が、情報漏洩問題で大臣を交代させられた。そうした醜態をマスコミが報道せず、次の首相候補などと担ぎ上げ、先の総裁選挙では、立候補もしていないのに、首相にふさわしいのは誰だと、安倍氏と並んで、世論調査を行っていた。テレビが、牛耳るノー天気の日本では、情報漏洩など、どうでも良い事らしい。

 その野田聖子元総務相が、同盟国のアメリカに行かず、中国詣でに熱心な大臣だった。携帯電話の最先端技術をぶら下げて、その技術を渡すのが目的で、ゴマすりに行く。そうした中国詣でがお好きらしい。中国が、アメリカとの知的財産侵害で揉めれば、その知的財産の最先端と言われる5G技術、それは中国にない技術で、それをお土産に、日本の総務大臣として、野田氏が中国詣でに出かけた。5Gの製品ではなく、5Gの技術を渡す事が、目的でだ。5Gには、そんな経緯がある。

 今の中国は、そうした違法に不法に日本から持ち出された日本の技術で出来上がっている。ノー天気の日本人は、マルウエアは仕込まれた中国製のパソコンを買い、スマホを使い、カナ漢字変換を何の疑いもなく使う。

 持ち出しが禁止されている今回の和牛精液も、日本の税関は、難なく通してしまったと言うではないか。ノー天気の日本らしい話だ。
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