憲法改正案 毎日新聞には、『<自民>改憲案、今国会提示断念へ 参院選前の発議困難に』と題して、自民党は、自衛隊の存在明記など4項目の憲法改正について、今国会での条文案提示を断念する方針を固めた。衆院憲法審査会が同党の想定通りに進まず、12月10日の会期末が迫る中、強引に審査会を運営すれば来年の通常国会に影響すると判断した。国会による改憲案の発議は早くても来年夏の参院選後になる見通しで、安倍晋三首相は戦略の再考を迫られそうだ。とある。
どうしたと思えば、オブザーバーの立憲民主党や国民民主党が欠席したからだとある。その立憲民主党の辻元清美国対委員長は、国民の税金を食らいながら、なにか屁理屈を言っている。
辻元清美と言えば、売国と揶揄される立憲民主と言う党に籍を置き、そもそも自衛隊不要論を唱える御仁だ。東日本大震災では、首相補佐官などと言う肩書きで公費を使い被災地に出向き、「自衛隊が配った食料は食べるな」と言い、回収したとされる。
辻元清美氏が関連する事件は、実に多い。東日本大震災当時、トモダチ作戦と称して、アメリカ軍が物資を輸送しようとすれば、首相補佐官などと言う肩書きで、着陸許可を出さなかった事でも知られる。仕方なく、アメリカ軍は、ホバリングと言って、着陸せずに物資を現地に投下すると言う方法で対応した。
嘘八百と言う諺が有るが、「言いたいこと八百」とでも言おうか、辻元清美氏は言論の自由を振り回す。だが、フジテレビの朝の番組での事だ。辻元清美氏の民主党政権時代には、政権から報道に対して、圧力が度々あった事が暴露された。政権に付いているときは、言論統制をしていた訳だ。で、辻元清美氏は、言論統制反対を振り回す矛盾ぶり。それが怖くて、テレビは、彼らの代弁者になる事が有る。
まず言いたい。自衛隊は、必要だ。 東日本大震災の時、辻元清美氏が、アメリカ軍に着陸許可を出さなかった話や、自衛隊不要論を振り回し、「自衛隊が配った食料は食べるな」と言い、回収したと言われる。その時、中国は何をしていたか。
国の安全保障面では、中国が盛んに日本の尖閣諸島沖に出没し、日本の領海を侵犯する。そればかりか、東日本大震災が日本を襲うと、その隙を狙って、中国は尖閣に上陸を試みる為、なんと軍の出動準備を進めていた。マスコミに対する圧力が有ったのか、日本で何故か報道されなかった、事実だ。
それに対して、アメリカ軍は、最大限の警戒態勢に入った。ヒッカム基地に展開しているC17輸送部隊は、緊急体制を取るように命令が下り、ステルス戦闘爆撃機F22は、出動態勢を整えた。グアムの基地も、沖縄の嘉手納も同様だ。海軍では、第7艦隊の「ブルーリッジ」が、出動態勢に入る。
「友達作戦」と称して、福島に展開した部隊とは別に、程なく日本に到着したアメリカ軍は、尖閣諸島周辺に展開した。日本の上空には、無人偵察機や偵察衛星が中国上空にも配置された。民主党の菅総理が、自衛隊全員を福島に集結させたため、日本は、中国に対して、丸裸状態だった。尖閣に上陸を試みる中国に対して、にらみ合いが始まる。マスコミでは報道されなかった、もう一つの事実だ。
あの時米軍がいなかったら、日本は、中国によって、チベットの様にされていたかも知れない。それが現実だ。この話は、NHK特派員であった日高氏の日高レポートからだ。