ファーウェイの4 CNN.co.jpには、『ファーウェイ製品の採用、仏独通信大手が方針見直し』と題して、ロンドン(CNN Business) フランスの通信大手オレンジは14日、次世代通信規格「5G」の中核ネットワークで中国通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の製品を使用しない方針を発表した。ドイツテレコムもファーウェイ製品の調達を見直すと表明している。
ファーウェイはスマートフォンや通信機器を世界各国で販売。米国などでは、ファーウェイ製品の使用に安全保障上のリスクが伴う可能性があるとして、同社に厳しい視線が注がれている。とある。
問題は、中国製品全般であって、ファーウェイ製品は、その一部でしかない。そうした事を、他国も同じだが、特に日本は分かっているのだろうか。
テレビでは、「Simeji」のコマシャルが流れる。ずいぶん以前のブログに書いたが、私自身も使った経験がある。私は、自宅にこのブログを公開しているサーバーを置いている。偶然にも、そのパソコンのログを解析中に、Lan内から、他のパソコンに対しての不正アクセスを見付けた。足跡をたどると、WiFiを通して、Nexus7の「Simeji」が、原因だった。アンインストールをしてからは、そうした不正アクセスが止まった。つまり、Simejiなどは、スマホのデータを盗むのが目的だけではなく、ネットワークを通して、好ましからざるアプリを追加でインストールしたり、そうした事を通じて、他のパソコンや接続されるすべての情報を抜き出すのが、目的だと分かる。証拠としてログに記録が残る。
たかが日本語変換のソフトやキーボード屋が、わざわざテレビコマシャルを打つか? そこには、中国政府による日本の情報を抜き取ると言う国家戦略が無ければ、資金も出ない話だ。
kakaku.comとパソコンで検索すれば、レノボのパソコンがオンパレードだ。これらは、ディバイスドライバーに情報を抜き取る為のマルウエアが製造段階で仕込まれていると言う。むろん、ディバイスドライバーに製造段階で仕込まれては、アンチウイルスソフトなど役に立たない。
Bigデータの活用が金になる。そうした目的で、Google然り、アメリカのIT企業を中心に情報を集めているのは、周知の通りだ。彼らと、中国の違いは、合法的か否かだ。つまり、一言で言えば、集める情報を名前とか、その他を限定して集める。目的は、企業の利益のため。度が過ぎれば、お咎めを受ける。
それに比べて、共産主義と言う監視社会が行う情報集めは、思想にまで入り込む。目的は経済の金儲けではない。覇権であり、完全な支配だ。情報を集め、人々を色分けし、好ましからざる人間を闇の内に葬る。中国では、毎年1万人と言う単位で、粛清が行われていると言うではないか。