ハッキング JIJI.COMには、『EU外交公電に数千回のハッキング攻撃、中国が関与か』と題して、欧州連合(EU)の機密外交公電に、中国が関与しているとみられるハッキング集団が数千回アクセスしたと、19日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報じた。とある。
中国によるハッキングは、日常的なものだ。共産党と言う覇権国家の使命とまで言える。情報を盗み、その国の国民を共産党の支配下に置く。それが目的だ。支配下に置けば、今、ウイグルなどで行われている「テロ対策」と言う名のもとに、国民を軟禁し洗脳教育を図る。
ウイグルまで行かなくとも、思想を選別し、媚中派を育てるだけで良い。トランプ大統領が、そうした中国に対して懸念を示し、同盟国に警鐘を鳴らす。それに答えるか如く、マスコミはトランプ批判が再燃する。これなどは、その例の一つにしか過ぎない。そもそも中国の野望とトランプの気まぐれは、関連するものでは無く、別物なのだからだ。
ノー天気の日本の事情はどうだ。日本で起きた情報漏洩事件と言えば、民主党時代にそれが有る。衆院議員の公務用パソコンや衆院内のサーバーがその年の7月以降、コンピューターウイルスに感染し、議員ら衆院のネットワーク利用者のIDとパスワードが盗まれた疑いがあることがわかった。少なくとも約1カ月間、盗んだ側が議員らのメールや文書を「盗み見」できる状態だったというから驚きだ。
ウイルスは外部からメールで送り込まれ、外交や防衛など国政の機密情報が狙われた。衆院議員の一人が7月末、お友達から届いたメールの添付文書をパソコンで開いたことがきっかけで感染した。問題のウイルスは「トロイの木馬」と呼ばれる種類で、中国国内のサーバーからパスワードなどを盗み出すプログラムを呼び込む役割を果たしたと言う。
アメリカでは、当然名前が公表されるのだろうが、日本では名前が公表されなかった。ある中国大好き議員が、自身が関係する中国人と情報の交換をしていた。中国人は、その議員の漏洩情報だけでは満足せず、媚中議員へのメールに「トロイの木馬」を仕掛けた。
知ってか知らずか、平和ボケでノー天気のサーバー保守は、ろくな対策もしておらず、まんまと国家機密情報を盗まれた。そんな話だ。いつもの通り、日本では、何故か、民主党の重大欠点は、たいしたニュースにもならない。
アメリカでは、公務で使うメールは、倫理規定があり厳しく使い方を分けている。それが守れないと、政治家としての資質を問われる。日本の場合、資質を問うどころか、倫理規定も糞もない。アメリカの電話盗聴問題は、大々的に報じても、機密情報が、中国に流れようが、「日中記者交換協定」の取り決めなのか、マスコミは、実に静かだ。媚中派が、すでに随所にはびこって居るのだろうね。