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タイトル  冤罪事件
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  冤罪事件
 毎日新聞には、『強姦冤罪事件、国賠請求を棄却 大阪地裁』と題して、強姦(ごうかん)罪などで服役中に被害者の証言がうそと分かり、再審無罪が確定した大阪市内の男性(75)と妻が、不十分な捜査や裁判所の誤判で精神的な損害を受けたとして、国と大阪府に計約1億4000万円の国家賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は8日、請求を棄却した。大島雅弘裁判長は「通常要求される捜査を怠ったとまでは言えない」と判断した。男性側は控訴する方針。とある。

 まず、女性のうその証言で、事件がでっち上げられたのだから、そっちをきちんとすべきだが、日本の警察は、面倒な事はしない。となれば、嘘つき女は誰だと、ネットをあさり、掘り起こし作業をしたくなる。近道は、裁判記録かな。

 いつぞや、テレビで、「落としの八米」などと名乗って、偉そうにしていた警察のご仁が居た。日本の警察は、面倒な事が嫌いで、ろくな証拠調べもしない。事件を片づけるには、証拠によらず、自白に頼る警察の姿がそこに有る。そうした警察の体質が、こうした冤罪を生む。

 電車で、触った触らないなどで冤罪にされたサラリーマンは、数多く居るのだろう。無罪を主張すれば、そうですと認めるまで拘束され、仕事も失う。それが噂に聞く実態なのだろう。やむなく、やっても居ない冤罪を認め、罰金を払う。警察の担当者に金星が一つ付く。面倒な証拠調べより、拘束して、自白と言う名のもとに、冤罪を押し付ける。証拠を調べより、楽なんだろうね。

 そう言えば、和歌山の資産家殺人事件は、未だ、未解決だよね。テレビで報道されれば、証拠調べが苦手な警察は、かと言って自白に頼る事も出来ず、お手上げと言う事かな。殺人現場に2人が居て、その時人が殺される。だが、そんな事件ですら、証拠と言われると、日本の警察は、解決できない。情けないね。

 日産のゴーン容疑者は、「私が悪うございました」などと言わないだろう。企業内の特定の人からリークされた断片だけで、裁判を乗り切るのは難しいかも知れない。

 そう言えば、警察のトップである、国家公安委員長に、民主党時代は岡崎トミ子議員がなった。岡崎トミ子議員は、韓国にわざわざ出かけ、日本国民の税金である公費を使って反日デモに参加したご仁だ。そんなのを選ぶ国民は、報いを受けるべきかも知れない。冤罪は、たまたま運が悪かった、あきらめろと、実のところ、それが日本の政治であり、日本の社会なのかも知れない。
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