ファーウェイ 産経新聞には、『ポーランド当局、ファーウェイ幹部を逮捕 スパイ容疑』と題して、ポーランド情報当局は11日、同国に対するスパイ活動を行っていた疑いで、中国人1人とポーランド人1人を逮捕したと明らかにした。ポーランドの国営テレビによると、中国人は中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」の現地支店の幹部で、当局は2人が中国情報機関のために活動していたとみている。とある。
日本で売りまくられているファーウェイ製品には、情報を盗むための仕組みが組み込まれていると言う。それが元で、アメリカでは、使用が禁止になっている。ノー天気の日本でも、安全保障に関わる場所では、日本からアメリカの情報が漏れるのを危惧したのか、アメリカからファーウェイ製品を使うなと要請が有ったと言う。それを受けて、ファーウェイ製品を分解して中身を見たら、確かに余分な部品が追加されていたと言う。ニュースに載っていた話だ。
情報を盗む目的で余計な部品が付いているなど、分かり易い物から、情報を盗む目的では、もっと分かりずらい物が有る。テレビで「Simeji」のコマシャルが流れるが、それは、中国製のソフトウエアで、マルウエアが仕込まれているものまである。
「Simeji」に関しては、ずいぶん以前のブログに書いたが、私自身も使った経験がある。私は、自宅にこのブログを公開しているサーバーを置いている。偶然にも、そのパソコンのログを解析中に、Lan内から、他のパソコンに対しての不正アクセスを見付けた。足跡をたどると、WiFiを通して、Nexus7の「Simeji」が、原因だった。アンインストールをしてからは、そうした不正アクセスが止まった。つまり、Simejiなどは、スマホのデータを盗むのが目的だけではなく、ネットワークを通して、好ましからざるアプリを追加でインストールしたり、そうした事を通じて、他のパソコンや接続されるすべての情報を抜き出すのが、目的だと分かる。証拠としてログに記録が残る。
たかが日本語変換のソフトやキーボード屋が、わざわざテレビコマシャルを打つか? そこには、中国政府による日本の情報を抜き取ると言う国家戦略が無ければ、資金も出ない話だ。
となれば、当然にして、製品だけでなく、中国は、スパイを擁して、情報を盗む目的で活動がなされている。ノー天気で、野党の反対に有って、スパイ防止法も無い日本では、チャイナスクールと言われる連中が、同じような活動をして闊歩している。
チャイナスクールをウィキペディアで調べると、安全保障問題や近年日中間で加熱している歴史認識問題について、親中的な言動・行動を行なう傾向があるとされる。彼らは日本の国益から中国との関係を築くのではなく、中国側の立場にたって言動・行動する傾向があるとされる。また、同国が抱える法輪功などの民間団体、チベット、東トルキスタン地域に対する人権抑圧などの問題に迎合の立場をとる、あるいは問題を提起しようという動きに対して圧力を加える立場をとっている。とある。
与党の中でチャイナスクールの代表と言えば、二階幹事長を挙げる事が出来る。自民党内でも、中国のパシリとして評価が高い。中国大好きの二階幹事長は、総務会長の時、3000人を連れて中国詣をした事でも中国を如何に大事に思っているかが、窺い知れる。まさに、中国、韓国の為に何かをする政治家だ。
東シナ海の日中中間線でのガス田開発問題では、麻生外務大臣が中華人民共和国によるガス田開発強行に断固対応する姿勢を示すと、この「日本の対応に“こそ”問題がある」、「強硬に対応するなら勝手にやればいい」と述べた。とか、
「国民が知らない反日の実態、二階俊博の正体」にそう書かれている。典型的なチャイナスクールの政治家だ。日本の国益より、中国を優先する政治家だ。ネットを検索すれば、
「ガス田を中国に献上しようとする」
「江沢民の銅像を建てようとする」
和歌山県田辺市の新庄総合公園に、江沢民の揮毫と講話を中国語で刻んだ
「日中国交正常化30周年記念碑」
建立計画が中止に追い込まれた。
2月21日の県議会での一般質問に答えて、木村良樹和歌山県知事は「計画は白紙に戻す」と表明した。
計画は地元選出の二階俊博衆院議員が計画し、
「日中友好交流推進協議会」を県と市に作って建立資金を集めていたが、 同協議会は解散、集めた資金は返納されることになった。こんな内容が、山の様に出て来る。
ネットで調べれば、その実態が浮かび上がる。ずばり、中国や韓国の為に、日本の国益をへこます政治家としての実態がそこに有った。
政治の中枢までに浸透しては、ポーランドよりも日本は、事が深刻と受け止めるべきだ。アメリカの庇護の下、ノー天気で済んだ時代は、終わりつつあるのかも知れない。