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タイトル  領土交渉
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  領土交渉
 産経新聞には、『日露首脳、平和条約前進で一致 領土「解決は可能」』と題して、安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記した1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を基礎とした平和条約締結交渉をめぐり、2月に予定される日露外相会談などで交渉を前進させることを確認した。とある。

 1956年の日ソ共同宣言を基礎にと有り、具体的には、平和条約締結後に2島返還を進めると言う期待だ。平和条約締結後と言う事は、平和条約は締結したが、島は返すつもりはないとロシア側が態度をひるがえしたらどうなるのか。

 共産党時代のソ連は、国際条約を最後の完結まで守らない国として、歴史を刻んできた。今のロシアが、ソ連とは違う事を望むが、そうした事態が起きた場合、攻撃の軍事力を持たない日本は、ロシアに力で圧力を掛ける手段がない。島は返す意思は有るが、それに伴うすべての問題が解決しなければ、無理だろう、なんて、屁理屈を言うかも知れない。その時、日本は、どうするのだ。

 反日を掲げる韓国に、竹島を不法占拠され、反日を掲げる中国に、尖閣の領海を侵犯され、4島返還が、2島に値切られ、おまけに問題を抱える。それもこれも、皮肉を込めれば、売国政党と言われる様な野党がマスコミとつるんで、日本の国益を毀損する事ばかりしてきた結果とでも言おう。日本が、強い軍隊を持っていたら、こうはならなかった。それは言えるのではないか。

 自衛隊を憲法に明記するばかりでなく、普通の国の様に、軍隊として、ちゃんと位置付ける。そうした事が必要ではなかろうか。
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