経済協力?! 毎日新聞には、『北朝鮮への「経済協力」前面に 米ホワイトハウス、首脳会談前に声明』と題して、米ホワイトハウスは21日、ハノイで27~28日に開催される2回目の米朝首脳会談を前に「トランプ大統領が描く米朝関係の明るい将来ビジョンの核となるのは、金正恩朝鮮(労働党)委員長の下での力強い経済発展だ」との声明を発表した。非核化に向けた北朝鮮の行動を引き出すため、経済協力に前向きな姿勢を前面に出した形だ。とある。
次の米朝会談が見える気がする。トランプ政権とは、やはり、素人政権だと言う事になる。猿の惑星と揶揄される民主主義。人気投票で代表を選べば、素人がトップに付く事になる。その象徴の様な会談になるのだろう。
第一回の米朝会談では、スローガンを掲げただけで、実質には、何も決められていない。第二回米朝会談では、非核化される事なく、経済制裁の解除がなされるのだろう。
これって、何かに似ているのではと、ふと思った。そうだ、第二次大戦の日本軍だ。習字で、紙に何やら勇ましい言葉を書き、壁に貼る。それを悦に入って、眺める。つまり、現代流に言えば、スローガンだ。スローガンを掲げ、眺め、何やら大きな仕事を成し遂げた気になっている。現実は、何も出来ていないのだから、負けるわけだ。
そんな流れば、日本の野党政治にも言える。与党の政治にいちゃもんを付け、ラベル付けする。スローガンと言っても良い。そうした物を掲げると、何か、仕事をした気になるのだろうね。実際には、縦の物を横にする事も出来ない連中が、騒いだだけ。あわよくば、バカな国民が、スローガンにつられて付和雷同すれば儲けもんだ。そんな事を連想する。
だが、命がけの北朝鮮は、バカではない。北朝鮮の幹部に、付和雷同する様なバカはいない。となれば、トランプvs.金正恩との対決は、トランプの負けと言う事になる。
さて、その後の日本は、野党を中心に乗り遅れ論が、新たなスローガンとして掲げられるのだろうね。反日国家に囲まれれば、防衛上、憲法改正が必要だと思うが、そんな事はどうでも良いと言わんばかりに、北朝鮮に経済援助をしないのかと、それを乗り遅れ論で覆い隠す。野党の言いそうな事だ。バカが、護憲だ、乗り遅れだと、付和雷同する。きっと騒がしくなる。