ApacheでASPを使う方法は、昨日書いた。具体的に何処までできるのか、その辺は、まだ分からない。そこで、順次具体的に試す事になる。
まず、WebMatrixを使って、Razorで書いたページが使えるか試す。拡張子は、.vbhtml で試した。結果は、あえなく失敗。おまけに悪い事に、ソースその物がテキストとして表示されてしまう。やはり、拡張子は、.aspxでなくてはならない様だ。
そこで、Wev Developer 2010 を起動し、空のWeb Siteからサンプルを順次作って試す事になる。Visual Basic 2010 を覚えたが、やはり、いきなりページ作りは、さすがに戸惑う。取りあえず、こういう時は、Hello World だ。ラベルを配置、コマンドボタンを配置、ついでにTextBoxも配置する。コードを書く。動作を確認した後、Apacheのホルダーにコピーする。拡張子は無論、.aspxだ。
結果は、問題なく動作する。さて、次にいくつか試そう。まずもって、デザインをどうするのか。デザインのやり方は、大きく分けて2つあると思う。一つは、テーブルを使って、あたかもExcelでページを作るか如くデザインをする方法だ。これの良い所は、簡単、易しい、見た通りに出来上がる。初めてWebに挑戦する人が、クオリティーの高いページを作れるのも、この方法を使えば、難なくできる。何せ、簡単で手間が掛からない。
2つ目は、スタイルシートを使った方法だ。Divタグでまとまりを作り、そこにIDで名前を付ける。その塊を、スタイルシートで配置する。プロの方法だね。
Web Developer 2010 では、テーブルでデザインを進めるには、返って複雑になる。あえなくあきらめ、スタイルシートを使う。コマンドボタンなどは、該当するDivの場所にドラッグ&ドロップをして、position:relative; で、Div内の配置を具体的にTop:5px; left:100px; などと指定する。ページのデザイン画面には、スタイルシートが適応された表示になっているので、非常に分かり易く使いやすい。スタイルシートを使うと言うめんどくささは残るが、問題はなさそうだ。
ホームページビルダとの違いを確認する為に、.aspx の拡張子を、.html に変更しビルダーで読み込んで見る。まず、Web Devloper 独自のコマンドボタンなどは、エラーとして修正される。
おや、リストの位置が違うぞ。そこに気が付く。何故違うのだ。どうやら、ややこしい継承などと言う所の扱いが違うので、違う結果を生んでいるようだ。要注意箇所がある事が分かる。
そうして出来たaspxファイルをApacheへコピーする。難なく動作した。
どこまでの機能が、使え、どこから制約が有るのか、作って見なければ、分からない。だが、ここまでの所、印象としては、使えそうだ。面白そうなページが出来そうな気がする。