ホームページを作るのに、トップページのデザインをどうするのかは、悩みの種だ。企業ならば、担当者は、HTMLの知識が無くても、デザインのセンスが無くても、予算さえ貰えれば、それなりの金を出してプロに依頼する。出来栄えも、予算に応じて良くなる。
だが、個人の場合、まず、金は掛けられない。しかも、大方はデザインのセンスなど無い。せいぜいHTMLを勉強して、なんとか収められないかが関の山だ。そんな事情を助けてくれるのが、デザインテンプレートだ。「おはよう」のサイトも例外ではない。旧トップページは、テーブルを使ったデザインで作られており、今のデザインは、そうしたテンプレートを使って見た。見てくれは、以前と比べ簡素ですっきりした。
探すと、デザインテンプレートも、いろいろある。大したデザインでもないのに、提供先のリンクとかロゴをデカデカと表示させるものや、控えめな物までいろいろだ。無論、私の所のデザインですよなとと言う自己主張が強いテンプレートは、使いたくないし、企業であったとしても、そんな業者に頼めば、高くつきそうだ。
デザインテンプレートも、幾つかの個所は、アレンジが必要となる。そんな時、ホームページビルダーなどに読み込ませて、編集をするが、手持ちのビルダーが古いのか、エディターモードでは、正常に表示されない。これでは、テーブルを使ったデザインには使えても、CSSを使ったテンプレートのデザイン編集には使えない。
そんな時、Microsoft のWeb Developer 2010 を使って編集をして見ようと思いつく。テンプレートを読み込ませると、CSSファイルを使ったテンプレートも難なく表示される。しかも、かなり忠実だ。修正個所をクリックしてソースを開く。どんぴしゃだ。これなら、使えそうだ。何も、ASP.NETだけが、このソフトの特徴ではなさそうだ。
ソルーションエクスプローラのCSSファイルをダブルクリックする。クラスやID名をクリックしてから、プロパティのStyleを開けば、カテゴリーの選択と数値などを決めれば、CSSを操る事が出来る。結果をエディター画面で確認できる。途中で別の考えが浮かべば、HTMLファイルとCSSファイルを追加する。必要な部分をコピーして、そこに別の考えを試す。結構試行錯誤してデザインを試すには、便利に使えるツールだ。無論、HTMLファイル内にスタイルを定義しても良い。
そうして時間を掛ければ、オリジナルなデザインでもそれなりに完成してゆく。だが、デザイナーとプロが作ったデザインテンプレートの域に達するには、相当の時間を費やす必要が有る事も、見えて来る。やはり、賢い選択は、デザインテンプレートを選びそれを用途に応じて手直しするのが良さそうだ。
デザインの次は、機能だが、ASP.NETを前提に組めば、良いのだろう。だが、IISが前提となると、難しくなる。そこでJavaの出番となる。Web Developer 2010 にもJavaの編集が出来る。今度は、その使い勝手を試す事になりそうだ。