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タイトル  9割の老眼は自分で治せる
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「9割の老眼は自分で治せる」日比野佐和子(著書)は、冒頭、「老眼は治らないもの」に対して、これは半分真実で、半分誤りですとある。え、タイトルには、9割と有るではないか、半分とは、5割で、はじめからこの本の真偽に疑問を持たざるを得ないが、どうなんだと思う。

老眼は、「水晶体」と「毛様体筋」の老化にともなう「ピント調節機能の不調」です。「近視」や「遠視」、「乱視」の主な原因は、角膜や水晶体での「屈折異常」です。「老眼になりにくい・なりやすい」は、これまでの生活の積み重ねで決まってしまうのです。パソコンやスマホが手放せない人は老眼になりやすい。同じ姿勢で、長時間、近距離でこれらのディスプレイを見続けることで起こる、目を含めた全身の疲労症状のことです。老眼の進行に大きく関わっているものに、「生活習慣」があります。じつは、私はこれが原因として一番大きいのではないかと考えています。老眼は「目」だけの問題ではなく、体全体の老化によって引き起こされるわけですから、生活習慣を整えて、全身の老化のスピードをゆるやかにできれば、老眼もそれほどひどくならずにすむわけです。

テクノストレス眼症の治療のために考案されたトレーニングです。近い距離を見続けるために毛様体筋に極度の緊張が生じ、水晶体を伸縮させる機能が低下することが主な原因です。近見輻輳票を使ってギユツと「寄り目」にすることで毛様体筋に刺激を与え、鍛えていきます。「3点寄り目トレーニング」は、いってみれば毛様体筋の収縮運動。「8点グルグル体操」はその逆の、筋肉を弛緩させる動き。2つをセットで行ったほうが断然に効果が上がります。「近くを凝視」と「遠くを凝視」を交互にくり返していくトレーニングです。「動体視力トレーニング」で、人混みで疲れない目になる。動体視力とは、眼球を素早く動かし、動くものを捉える能力であり、また、素早く動くものに対して、眼球も素早く焦点を合わせていく能力でもあります。

「人間の体は食べ物でつくられている」といって過言ではありません。ビタミンA、C、Eを多く含む食べ物のことです。近年、アンチエイジング医療の現場で、もうひとつの老化の要因として注目されているのが「糖化」です。水晶体のタンパク質が糖化すれば、水晶体が濁り白内障を引き起こします。糖質を摂りすぎないようにすること。

目の健康を考えたら、理想は「4時間以内」。お勧めしているのは、1時間程度作業をしたら、15分休憩。目にやさしいパソコン環境をつくるには? 目とパソコン画面との距離を、50~70cmにする。パソコン画面は、やや見下ろせる位置に置く。部屋の片隅に観葉植物を置く。部屋を暗くしすぎない。

これを読んで思う事は、老眼は年を重ねれば誰にでも訪れる。だが、その対処の方法は、人によって違うのだろう。理想は、自分自身で対処して、老眼にならない方策を講じる事だ。その第一が、目の体操とでも言おうか、日々のちょっとした心掛けと言う事になる。次に、メタボ対策やそれに類する健康維持の取り組みだと言う。紫外線対策や、その他にも有るが、それなりに気にかけて、対処を忘れない。これに尽きるという事だと解釈した。パソコンが苦手と言う人は、まず、老眼を疑えと言うのが、私の感想だ。そういう人は、そもそも画面が見えていない。見ずらいから外面を拡大する。ノートパソコンでそれをやったら、必要な画面の必要な個所が外面の外に出てしまう。それでパソコンを使う、いや、そもそもそれでは、パソコンは使えないでしょうと言いたいが、頑固にかたくなに、外付けディスプレイを使おうとしない。Windowsには、AIか標準で付属する時代になって、それでは、時代遅れも良い所で、化石化するのは、目だけでなく、その頭だよとも言いたいが、それが理解できないらしい。すでに頭の化石化は、進んでしまったのですかと、言いたい気分です。
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