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ある大手プロバイダーのブログサイトで、中国批判をしたら、投稿記事がことごとく削除されました。 米大統領をあからさまに批判したり、日本の首相を揶揄するテレビは、習近平の悪口は言いません。 何でもかんでも政治問題化する野党、そんな日本に本当に言論の自由は有るのか、考えさせられます。 自由な民主主義を標榜し、言論の自由を大切と考え、その経験から、自分でサイトを運営する事にしました。
とは言え、実際に自分で自宅サーバーを運用してみたら、いろいろ勉強になりました。 そんな事もブログに仕立てました。自分で自宅サーバーを立て、運用を始めたい方の参考になるよう、そんな記事も準備しました。
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椅子の足元で寝られては、うっかり椅子も動かせない
読書後のたわごと: アスペルガー症候群
「アスペルガー症候群」岡田尊司(著書)は、自閉症連続体(広汎性発達障害とも呼ばれる)と言う物だが、その有病率は、十年間に七倍以上、年率二割を超えるペースで増え続けていると言う。彼らが持つ特殊な能力が、困難な状況にブレークスルーをもたらし、誰も想像さえしなかった新しい時代を切り開き、誰も見向きもしなかった路傍の石を宝石に変えてきた。現代社会は、彼らにとってかつてなかったほど住み心地がよく、活躍のチャンスが広がっている。この症候群は、別名、「シリコンバレー症候群」とも呼ばれるほどで、シリコンバレーでは、アスペルガー症候群の人の割合は、驚くほど高い。現代社会は、アスペルガー症候群やその傾向をもつ人々を必要としていると同時に、彼らを痛めつけてしまう面をもつ。彼らの潜在能力を台無しにして、社会が受け取れたかもしれない大きな恵みを、不幸や悲劇に変えている。アスペルガー症候群やその傾向をもった人の優れた特性も、背中合わせに抱え込んでいる生きる上での困難さも、もはや本人だけの問題ではない。このタイプの特性を知り、彼らと上手に付き合い、その優れた面を活かし切ることが、本人だけでなく、周りの人々や社会の幸福にもつながるのである。

アスペルガー症候群は、小児科医、ハンスーアスペルガーにちなんで名づけられた。フリッツ・Vと呼ばれた六歳の少年は、小学校に入学したその日に「教育不能」とされて、学校からの紹介でアスペルガーのところにやってきた。フリッツは、歩き出すよりも早く、十ヵ月で言葉を口にし、早くから片言ではなく文を用いて喋るようになり、「まるで大人のように」話した。ただ、行動のコントロールにも問題があった。年齢が上がっても、他の子どもと加わったりすることが無かった。こうした一群の子どもたちについて臨床的経験を積み続け、「自閉的精神病質」と呼んだ。知力は平均か、それ以上であるが、欲求と本能に深刻な問題があるため、「状況への本能的適応」が困難となり、社会生活において欲求や本能をスムーズに充足することに支障が出やすい。親はわが子の独創的でユニークな発想から知的能力が高いと考えるが、教師は学校の勉強に関心を示さなかったり、教えられた通りにやらなかったりするため、低い評価をしがちである。

具体例として、①積極奇異型:もっとも典型的なアスペルガー症候群のタイプで、対人関係や社会的活動において、積極的な印象をもたれることが多い。好奇心や周囲の出来事への関心は高く、自分から首を突っ込もうとする。おしゃべりで、理屈っぽく、口も達者な傾向が見られる。方的に質問を繰り出したり、知識をひけらかしたり、自分の興味のあることを喋り続ける。②受動型:最大の特徴は、対人関係が消極的で、自分からは話しかけたり、関わりを求めない。行動が受け身的なので、奇異さはあまり目立たず、おとなしく、優しい子という印象をもたれている。③孤立型:周囲への関心自体が乏しいことを特徴とする。心の中には、とても豊かな世界をもっていても、そのことに気づかれにくい。

これら3つのタイプに共通するのは、対人関係が不器用だということである。人と接するのに、とても消極的という場合から、積極的だが、何となくズレてしまうという場合まであるが、どちらにも通じるのは、対人関係の量というよりも質的な問題で、相互的な関係が乏しいということである。もう一つの特徴は、強いこだわりをもつということである。鉄道や昆虫採集、歴史や数学といったある特定の分野の、さらに狭い領域に並外れた興味と知識をもつというのが典型的である。しかし、アスペルガー症候群か、そうでないかといった境目にこだわり過ぎることは、あまり意味がない。ちょうど大きな山があって、その頂の部分に、従来からの自閉症があり、その裾野に、アスペルガー症候群や特定不能の広汎性発達障害(PDDNOS)が広がり、さらにそれは、健康なレベルの人にも見られる傾向へと連続的に続いている。

①アスペルガー症候群の人は、一般的に言語能力が高い。ふだんの会話の稚拙さと、文章で書いたものを見比べて、驚かされることもしばしばである。論理的に専門的な話をすることはできるが、日常会話になると、急にぎこちなくなり、精彩を欠くということもある。小さい頃から語彙が豊富で、大人びた喋り方をする傾向がある。論理的な文章には強いが、詩のような文学的な文章は苦手という傾向がみられる。感性や情趣よりも、ロジックや明晰さに関心をもつ。もっとも明晰な言語である数学やプログラミングに興味をもつ人も多い。
②アスペルガー症候群の人は、興味ある領域には専門家のような知識をもつことも珍しくない。子どもの頃から、事典的な知識に通じて、ちびっ子博士のような存在であることも多い。すぐれた記憶力や知識力は、医師や薬剤師、法律家など、膨大な記憶を必要とする専門職、学者や研究者になるのに有利である。
③アスペルガー症候群や高機能広汎性発達障害の人の中には、視・空間処理能力が、ずば抜けて高い人がいる。全体としては、言語的能力が優位で、視・空間的能力が劣る傾向がみられるとされるが、視・空間処理能力に優れるケースも少なくない。こうした能力は、日常生活では、パズルをしたり、地図を読んだりするくらいしか、使い道がないが、いくつかの職業的な分野、たとえば、建築の設計や造園、デザイン、アニメーションなどの映像作品の制作、数学や工学の分野においては、極めて必須の能力となる。
④アスペルガー症候群の人は、好奇心が旺盛で、人が当たり前と思っていることにも疑問や関心をもち、それがなぜかにこだわり、その理由を探求しようとする。こうした特性は、科学者やエンジニアとして、客観的に現象を眺める上で有利であるし、指導者や経営者として部下を駒のように操る手腕を発揮する場合もある。ただ、あまりにも冷徹になりすぎると、部下からそっぽを向かれてしまうこともある。
⑤アスペルガー症候群の特性の一つとして、イマジネーションの能力が上げられる。この空想する能力は、創造的な能力と大いに関連している。理論物理学者になるにも、優れた建築家となるにも、新しい商品を開発するにも、芸術作品を生み出したり、物語や映画を作ったりするにも、この空想する能力が必須であり、まだ存在しないものを生み出す原動力となる。
⑥アスペルガー症候群の人は、整然とした秩序を好む。
⑦アスペルガー症候群の人は、人の評価や賞賛というものに無頓着なところかおり、人がどう言おうと、自分が求めるものをとことん追求する傾向がある。
⑧アスペルガー症候群の人は、一つのことへの興味やこだわりを長く持続させる傾向がある。
⑨友人になったり親密な関係を築いていったりするのは不器用で、消極的であるが、それは裏を返せば、友人や親密な関係をそれほど必要としていないともいえる。
⑩アスペルガー症候群の人は、共感性や情緒的な発達の面で貧相である反面、感情におぽれず、冷静に判断するという面がある。

これを読んで思う事は、100%アスペルガーと診断されないにしても、そうした兆候は、或いは、性質は誰にでも有るかも知れない。それも周囲の身近な所や、部分的には、自分自身にも当てはまる。そうした兆候を調べて行けば、連続的に健康レベルまで連なるとなれば、誰にだって何らかの思い当たる節が有っても当然かもしれない。いろいろな特徴が有るが、僕が理解するアスペルガー症候群の人は、まず、論理的で、言語能力が高いんだよね。その上、対人能力関係において、不器用だという事になる。僕が、毎日1冊の本を読み、こうした文章を書く。プログラミングがどうやら人より得意で、その意味で「シリコンバレー症候群」かも知れない。サラリーマン時代の出世は、本人が自力で出来る話ではなくて、上司が引き上げてくれなければ、出世は出来ない訳だ。そうした意味で、対人関係では、ごますりが下手だから、出世もおぼつかなかった。となれば、アスペルガーの特徴が揃っているぞ。本当にそうなのかなと自問したくなる。だが、この本でも分かるが、だからと言って、ろくすっぽ文章が書けない人は、その選択からセーフかと言えば、そうとも言えない。パソコンが苦手だからと言って、その選択からセーフかと言えば、そうとも言えない。ごますりが得意で出世したからと言って、その選択からセーフかと言えば、そうとも言えない。そこが難しい所ですね。
今朝のテレビ朝日で、台湾有事に日本が戦争に巻き込まれると言う話題が有った。例によって、テレビ朝日だから、コメンテータは、お決まりの左寄りで、日本が戦争抑止力としての反撃能力を持てば、日中戦争に発展すると言う。だから、抑止力は、持つなと言う論理展開を進める。おいおい、戦争抑止力だよ。ちゃんとそれが機能すれば、戦争にならないのが抑止力だよ。抑止力に不完全な部分が有るから、そこを強化しようと言うなら、分かる。だが、抑止力を持つと戦争になるとは、論理飛躍であり、論理破綻ではないか。さて、こうした話題にもアスペルガー的切り口を当てはめると、放送の中の空気の流れをわきまえず、正論だよと論理を振り回すのは、アスペルガーだとなるのかな。結局、アスペルガーと言う言葉を持ち出すには、かなり顕著な特徴が無ければ、断定はできないし、分からないという事だね。


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