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タイトル  2TBite
本文   2014/04/08
 うっかり、気が付かずに、深みにはまりました。

 これまでも、ハードディスクには、何々の壁と言われるのが付いて回りました。ですが、Windows8だから、今市販されているハードディスクでは、そんな物は解決できているはず、そう言う思い込みが有りました。

 事の始めは、2Tのハードディスクです。Cドライブに2Tのディスクを入れ、Windows8.1をインストールする。当然、何の問題も無い。もっとアクセスを早くしたいと言う考えに立ち、RAID0を組む。見かけは、インストールが進んだように見えました。所が、起動したWindows8.1で見ると、Cドライブの容量が足りません。4TBiteになって居ないのです。散々、いじりまわしたドライブなので、そこに原因でもあるのかと、ドライブを交換するが、現象は全く同じです。

 早速ネットをあさると、見つかりました。2TBiteの壁です。データの領域として、Dドライブは良いが、プログラムが入るCドライブは、最大で2Tbiteまで。実は、この壁が残って居ました。

 解決法は、RAID0を組む時、その容量を2つに分ける訳です。例えば、名前をSystemとし、Disk1とDisk2の物理デスクを指定する。RAID0の設定で、容量は、デフォルトの合計容量を半分にして、指定する。最大で2TBiteまでですね。残りの容量には、名前をDataなどとして、残りの容量をそれに充てる。2台でRAID0を構築して、RAIDで付ける名前を分け、論理的にCドライブ2TbiteとDドライブ2Tbiteに分ける訳です。これで、2台で、CドライブもDドライブも両方とも、RAID0になった訳です。この方が賢いですね。

 ちなみに、HDBENCHで見ると、RAIDを使わなければ、Read 105,567、Write 102,297でした。RAID0では、それが、142,222 と、192,481になりました。書き込みが早いですね。当然、Dドライブも同様でした。

 Dドライブが2TBiteと言うのも、気になり、もう少し欲しい気もします。ドライブを3台にして、プログラム領域に2TBite、データ領域に4TBiteのRAID0も悪くは無い。だが、そうなると課題は、データのバックアップです。RAID0は、早い代わりに、信頼性は悪くなる訳で、故障しやすくなる。そんな時、プログラムは、再インストールすれば復活するが、データは、そうは行きません。そこでデータのDドライブをバックアップする必要が出る。RAID0を組む時は、それも同時に考えるないと。すぐには、故障しないだろうが、必ず、必要な処置でしょうね。

 ちなみに、4TBiteのディスクをどうバックアップするかで、4TBite以上の領域が必要になる。パソコンのケースには、4台までなら、入るが、それ以上は、アダプターが必要になるし、12V0.5Aのディスクだが、1台増えると、100Vベースでは、約10W電気の消費量が増加する。それも大事だ。

 新しいパソコンは、新しいときにいじりまわす。十分に知り尽くす。やがて、このパソコンが、メインのパソコンになった時は、素晴らしい設定となっているように、今の内に調べつくす。そんな事で、すでにOSの再インストールを何回した事か。ですが、UpDateのデータも少ないので、パソコンは、新しい内にいじりまわすのが、最善ですね。
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